3年前のメールが予言の書。立川こしら一門の実現力
この記事は11分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
初対面は2015年8月18日
予言の書、大公開。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
だいぶ長い付き合いのようですが、実は3年なんです。
こしら師匠と初めてお会いしたのは、2015年の8月18日。
初めてお会いしたときのブログ
意気投合し、「こんなこともできそうですね。こういうの面白いですね」と様々な妄想をしました。
それをまとめたのが、このメール。
日付は、2015年8月20日。
このメール。
今読み返すと、まるで予言の書のようです。
まずは、メールのコピペ。
【当館単独でできるもの】
①寄席どうふ
登府屋旅館が単独で開催する落語会
地元客向け、もしくは宿泊のリピーター向けに可能②はじめての落語教室 「まなぶとけいこ」
立川流真打から直接指導を受けられる座学&ワークショップ
座学で講義を聞き、参加者の何人かが一席披露し指導を受ける③大改造!こしら的ビフォーアフター
今ある旅館のステージを落語で使いやすいようにリフォーム【他の会社・旅館もからむもの】
④みやげ噺
落語にちなんだお土産の開発
第1弾 饅頭怖い
「宿屋の若旦那が恐れおののく… こわい饅頭」
「若旦那が本当に怖いものはこれだった! 渋いお茶」
特典CD 若旦那の初高座「饅頭怖い」付き⑤若旦那による大喜利ユニット
山形の落語好きの若旦那がユニットを結成
若旦那自らが舞台に立って行う大喜利
師匠による落語とあわせた落語イベントを開催
若旦那パンフレットのスピンオフ的に展開⑥小野川温泉 落語まつり
複数の旅館の宴会場を使った落語イベント
懇親会も趣向を凝らしたい【さらにその先のもの】
⑦やまがた落語ウィーク
県内全域の温泉で落語会を開催⑧落語をコンセプトにした宿へ
革の財布が飾ってある「芝浜」という客室に改装など
とりあえず、8つの項目がありますが、かなり実現しています。
①寄席どうふ →実現済み
当館主催の落語会。
おかげさまで3年で10回を数えました。
次回は、11月かな。
②はじめての落語教室 →実現済み
立川流真打から直接指導を受けられるワークショップ。
これまで1度だけ開催しました。
ちゃんとした落語を披露する方や、小噺、すべらない話など、各自が指導していただきました。
「真田小僧」を披露する方も
その時のブログはこちら。
ついに実現!落語ワークショップ
希望者が多ければ、またやるかも。
③大改造!こしら的ビフォーアフター →実現済み
2018年1月にステージを落語向きにリフォームしました。
④みやげ噺 →実現済み
お菓子ではありませんが、オリジナルお土産を作りました。
それが、手ぬぐい。
⑤若旦那による大喜利ユニット →実現済み
他の旅館の若旦那も巻き込んでわざわざ東京でやりました。
会場は、お江戸日本橋亭。
ちゃんとお客様も入れての大喜利大会。
こしら師匠の司会が冴えわたりました。
今思っても、よくやったなと思います。
ちょっと常識では考えられない企画ですが、実現させちゃうのがすごいです。
大成功!やまがた若旦那大喜利
⑥小野川温泉 落語まつり →実現済み
先月、6月16日から23日まで、8日間連続で開催しました。
すべての会場は、温泉街の旅館の宴会場。
毎日違う宴会場での落語会でした。
まるで落語フェス。
そういえば、新聞にも師匠は、こんなことを語っていました。
「東京から落語家を呼んでフェスをやりたい。」
実現してる!
温泉街全体で大きな一歩となるイベントができました。
⑦やまがた落語ウィーク →実現済み
立川こしら東北ツアーとして、山形どころか福島や新潟も巻き込んで開催しました。
これまで、山形県内では、赤倉温泉、温海温泉、天童温泉、山形市で開催。
さらに県外では、土湯温泉、今板温泉、二本松、会津若松、須賀川、郡山、只見で開催。
東北ツアータスキリレー
最終走者の鈴の宿だ!
本日ファイナル。 pic.twitter.com/JWj06aYWO8— 立川こしら (@kosira) 2017年2月5日
通算、50回以上、東北での落語会が行われています。
次回のツアーも楽しみです。
⑧落語をコンセプトにした宿へ →実現済み
「黄金の大黒」「富久」「芝浜」「千両みかん」「笠碁」「初天神」「ぞろぞろ」「長屋の花見」「甲府ぃ」「寿限無」「時そば」「まんじゅう怖い」「三軒長屋」「抜け雀」「ちはやふる」。
当館の客室の名前です。
「青菜」「夢の酒」「御神酒徳利」。
会食場の名前です。
「湯屋番」「洒落小町」「廿四孝」。
お風呂の名前です。
館内の落語家にちなんだ展示も増えて来ました。
そして、こしら師匠からは粋なプレゼントもいただきました。
この文章を こしら師匠からいただきました。
この文章一つでまたグッと雰囲気が変わった露天風呂です。
落語だけでは終わらない!こしら一門の実現力
さらに、落語以外でも独特の活動が…。
なんと、前座修行先に当館を指定。
当時は、立川仮面女子と名乗っていた かしめさんが、番頭仕事をしながら宴会で落語を披露するという修行をなさいました。
さらには、今回の湯あそび落語会の最中に行われた湯あそびユーチューブ。
小野川温泉にある11旅館・4施設を動画で紹介。
小野川温泉公式チャンネル
取材・撮影・編集まですべてやっていただきました。
プロの落語家さんは、800人くらいいるそうですが、無茶振りとも言える多彩な中身をお願いして、苦もなく実現していただけるのは、こしら師匠だけです。
そして、その右腕として働く優秀な前座・立川かしめさん。
こしら師匠とかしめさん。
こしら一門でなければ、ここまでの実績は築けなかったと思います。
要するに何が言いたいかというと…
こしら一門、ハンパないってことです。
湯あそび落語会のようなスタイルは、実はどこの温泉地でもできること。
でも、実際にやりきるには、いろんな細かいハードルがあります。
それを乗り越えられる実現力。
ハンパないっす。
出会って3年。
今後は、どんな展開になるのか、さらなる進化と深化へつなげていきたいと思います。
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