春風亭昇太ワールド全開!ハッピーな「場」
この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
春風亭昇太師匠の落語会へ
さすがでした!
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
春風亭昇太師匠の独演会に行ってまいりました。
会場は、シベールアリーナ。
主催は、山辺どんぶり亭さん。
もう嫌が応にも期待が高まります。
昇太師匠は、独特の落語会のスタイルでした。
いきなりの昇太ワールド
びっくりしたのは、最初です。
普通は、前座さんが出てきて、一席やるもんですが…。
いきなり出てきたのは昇太師匠。
しかも、私服です。
パーカーにジーンズというラフなスタイル。
そして、立ったまま、軽いおしゃべり。
それが、会全体のツカミとなっていきます。
雰囲気もできたところで、前座さん登場。
この日の前座さんは、春風亭「昇りん」さん。
なんと山形県中山町出身。
ご実家はリンゴ農家なので「りん」。
演目は、「動物園」でした。
ネコ属の動きが見どころです。
古典多めの昇太師匠
私の中では新作のイメージのある昇太師匠。
この日は、古典が多めでした。
最初は、「替わり目」のフルバージョン。
2席目は、「力士の春」。
短めの新作です。
最後に、「死神」。
長いのきました。
落語もさることながら、面白かったのは、昇太師匠のスタイル。
「替わり目」が終わると、おもむろに立ち上がり、講座の上で着物を脱ぎ出しました。
生着替えです。
着物と羽織をその場で着替えて、着ていたものは、舞台袖にポイっと。
そのまま座って、二席目となりました。
あと、2席目の最初は1席目の解説。
3席目の最初は、2席目の解説。
3席目が終わってから、またちょっとだけ解説。
ちゃんと解説がついていて、初心者も取り残されない優しさを感じました。
そんな昇太師匠の落語は、終始ハッピー。
「死神」のような話も、なんとなくホンワカしてて優しい感じ。
いつも立川流が多めの私は、どうもブラックな笑いに慣れすぎているのか、昇太師匠の場の雰囲気を独特とすら思ったほどです。
人柄がにじみ出てますね。
地方でありがちな、笑点メンバーのイジリはなく、落語勝負だったのも気持ちよかったです。
一番注目したのは、「死神」。
呪文のシーンです。
ボケを入れやすいポイントなので、昇太流はどうなのかなー、と思ったら…。
意外にも普通。
その後のお話も、オーソドックススタイル。
死神が、ヒューンと飛んでくところは、独特でした。
あとは、オーソドックスだなーっと、思っていたら…。
まさかのオチがスゴかった。
見たことないタイプのオチで、その後の解説も聞いて、人柄を感じた次第です。
また見たいと切実に思う昇太師匠でした。
きっと来春にオープンの仙台の寄席でお会いできると信じております。
かつてない呪文だった、こしら師匠
私が聞いたことのある「死神」の中で一番衝撃だったのは、立川こしら師匠の「死神」。
もう、呪文が、衝撃。
どのくらい衝撃かというと…ここに書けないくらい。
衝撃すぎて、ちゃんと聞き取れてません。
そのくらい衝撃で面白かった。
そんなこしら師匠が、いらっしゃいます。
今月16日。
生の落語ライブのお時間です。
今回は、どんなお話が飛び出すのか。
超絶楽しみです。
そんなわけで最後は、落語会の告知で終わるという。
今月は、落語を楽しむ月になりそうです。
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