湯あわせ、そしてマイ温泉!福島で若旦那サミット。
この記事は6分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
日本人なら、なにかしらの温泉体験がある
サミットに出席してきました。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
福島は、飯坂温泉で開催された「若旦那サミット」に呼んでいただきました。
もともとは、ふくしま若旦那のみなさんが集まるイベントでしたが、最近は幅広く米沢八湯にもお声がけいただいております。
今回のテーマは、「湯あわせ」。
「湯めぐり」として、複数の温泉で入浴する体験は、愛好家が多いです。
さらに一歩進んで、「湯あわせ」。
単なる「温泉に2回行ったよ」ではなく、「この温泉の後にこの温泉に行くといい」という絶妙な組みあっわせを楽しむ新しいスタイル。
成分強めの草津温泉の後に成分が柔らかい温泉に入って帰るとか、江戸時代にもあったほど。
それを米沢八湯と福島の温泉でできないかなー、と考えてみました。
我々だけで考えてもラチがあかないので、スペシャルゲストに山崎まゆみさんをお招きして、プロの意見をいただきました。
お話は、盛り上がりましたが、結論として「こことここの組み合わせ」という具体的なところは、今後になりました。
なかなか難しい。
ヒントになる考え方として、「マイ温泉」をご紹介します。
自分だけの温泉を探す「マイ温泉」の旅
まず、温泉にたくさん行って、経験しているであろう日本人。
参加のみなさんに聞いてみました。
「泉質を実感したことはありますか?どこでしたか?」
私の場合は、生まれてからずっと温泉。
家庭の風呂も温泉でした。
ですから、「温泉いいね」といわれても、「別に。。。ただの風呂じゃん。」と思っていました。
そんな私が、温泉の素晴らしさを知ったのは、19歳。
大学で一人暮らしした時に、アパートのお風呂にお湯を張ってビックリです。
「温まらない。。。」
入浴剤を入れても、「温まらない。。。」
この時、初めて実感として、「温泉はすごい」と思いました。
その後、様々な温泉に入るなかで「あれ?それほどでもなくない?」と思う温泉もあり、「小野川温泉はすごい」と身をもって知ることになります。
そんな私が、「いやー、ここの温泉すげーな!」と実感したのは、新潟の松之山温泉でした。
「大将、このスープ、どうやって出汁とってるんですか?」というくらい何段階かの味の変化があり、入浴しながら、唸った覚えがあります。
※飲んだわけではありません。例えです。
そんな風に各自の温泉体験を聞いたところ…。
・温まりが違う
・子どもたちが湯口の付着物などに関心を持っている
・高温でも泉質によっては、入れる
・入浴して生理が早まった
・お風呂に入れない日が続いた後の湯が最高
・うちの温泉は、女の子の子宝に恵まれる
などなど、身をもって温泉を実感されておられました。
一方、若者の間では、「温泉なんてお年寄りのもの」という感覚もあるようで、そのまま良さがわからずに過ごすのも怖いという危機感も感じました。
単なる風呂じゃないんだという実感が、あるかないか。
そのために意識したいのが、「マイ温泉」。
「自分の温泉」という意味の「マイ」。
山崎さんがおっしゃっておられた発想です。
いろんな温泉にいってみて、「ここ私に合うわーーーー」という温泉を探す。
そして、自分のなかで「マイ温泉」として、疲れた時や元気になりたい時に足を運ぶ。
かかりつけの医者みたいなイメージでしょうか。
これまで温泉側もあまり泉質を伝えてきませんでした。
料理やお部屋は伝えても、泉質は二の次。
我々の意識の低さも問題でしたが、そこに喝を入れつつ、「マイ温泉」に選んでいただけるよう温泉の価値を伝えていきたいものです。
さて、あなたは、温泉の泉質を実感したことはありますか?^^
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