宿の得意技を足し算。はなぶさ旅館「ペペロンおにぎりの素」
この記事は7分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
伊豆長岡温泉 はなぶさ旅館の新発明
うちの話じゃないんですけどね。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
はなぶさ旅館、がやってくれました。
マーケティングの勉強会でこれまで何度も泊まらせていただいているお宿。
そもそも伊豆という土地は、海の幸あり、山の幸あり、富士山あり。
正直いって、「ズルい!」と思えるほど素晴らしいところです。
そんな伊豆のはなぶさ旅館がこの度開発したのが、「ペペロンおにぎりの素」。
もう、何そのネーミング。
そして、気になって、やってみたくなる感。
というわけで、私も早速申し込んでみました。
速攻申し込んでみました。
しかし、時すでに遅し。
締め切り過ぎてました。
ううう。。。
でも、三代目・花房光宏さんのご好意により、完全アウトをギリギリセーフにしていただきました。
世紀の誤審です。
「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu)
ありそうでなかったから面白い!
早速、作って食べてみました。
この「ペペロンおにぎりの素」。
とにかくすごいんです。
作り方が適当でいい
料理人が企画しているからなんでしょう。
作り方が、塩梅すぎる。。。笑
私は、料理慣れしていないので、どうしても分量が欲しい派です。
「塩 少々」とか苦手。
ちゃんと何gとか、小さじ大さじ言ってほしい。
そんな私に与えられたレシピが、「フライパンで炒めつつ、味足りなかったら、塩とか、醤油たして、お好みでゴマとか、鰹節、チーズ、梅干しとか入れてみてね。」って、すべて分量なし。
ドキドキしながら、適当に作ってみました。
適当、怖いんだよ。
できあがったら、あら不思議。
うまい!
ベースがしっかりできているからですよね。
私が適当に作っても大丈夫でした。
そして、私に、適当に作る勇気を与えてくれました。
組み合わせ無限
「おにぎりの素」という名前なのに、パンに乗せれて、パスタに乗せても、うどんでも、冷奴でも、じゃがいもでも何でも合うという。
これまた料理人が考えているからなんでしょう。
別解が豊富。
トッピングも変えると無限の組み合わせになり、もはや料理ではなく、研究の領域です。
そんな中、今日は、ゴマとオクラを入れて、海苔で巻くというスタイルにしてみました。
海苔がまた合う!
組み合わせたくなる好奇心を刺激してくれます。
冷めても美味しい
お昼に作って余ったのですが、冷めても美味しかったです。
おやつがわりにうちの子どもたちが食べてました。
私も昼に食べたのに食べちゃいました。
普段なら、ポテトチップスやチョコレート食べてるのに、おにぎり。
お菓子をあきらめさせられるので、子ども達にはいいですが、大人はカロリー多い。
でも、食べちゃう。
わかってても食べちゃう。
花房さんのブログにあった「ペペロンデブ化運動」に参加させられています。
ニンニクのせいでしょうか、食欲が止まりません。
おそるべしペペロンおにぎりの素。
旅館に求められる足し算の好例
旅館は、どうしても厨房で作ったお料理を旅館の中で提供しようとすることしか考えません。
しかし、実際には、こんなやり方もあるわけです。
しかも、50セット限定。
「厨房で作って通販する」というと、そんなに大量生産できるか?どうやって売り切るか?と考えてしまいますが、まずは50セットでいい。
SNSがあればこそできる革命的な売り方。
きっと、SNSを見て、「次は私も買ってみたい!」と思っている人は多いはず。
次回は、50セットでは終わらないと思います。
徐々に認知を高め、徐々に増やしていく。
昔は、未知のものを売るためのマス広告。
広告費をペイするための大量販売。
大量販売を支える大量生産。
大量生産に必要な自動化。
自動化に向けた多額の開発費。
といった具合に、大量の資金がなければ、通信販売なんてできませんでした。
それが、ツイッターでいけちゃうんですから。
素晴らしい世界になりました。
宿の得意技を足し算して新たなジャンルを切り開く。
SNSで実験あるのみですね。
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