電話予約の落とし穴。逆ダブルブッキングとは?
この記事は6分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
電話で予約する際に起きる逆ダブルブッキング!
お気をつけて!
こんにちは。
宿泊予約はもっぱらネット経由…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。
ネット経由だとないのですが、電話予約でありがちなトラブルをご紹介します。
■A旅館のフロントにて…
お客様 「スイマセン。予約している佐藤ですが…。」
フロント 「え?佐藤さま?3名様…ですね。少々お待ちください…。」
(他のスタッフとウラで…)
「佐藤さまってないんだけど…」
「え?予約が漏れてるんじゃないの?」
「もう一度聞いてみてよ。」
フロント 「お待たせしました。ご予約の際も佐藤さまですよね?ほかの名前じゃないですよね?」
お客様 「そうです。佐藤です。ちゃんと電話で予約しましたよ。」
フロント 「申し訳ございません!少々お待ちくださいませ。」
(他のスタッフとウラで…)
「やっぱり予約漏れみたい…。」
「お部屋も空いているから大丈夫。今セットしてくるね…。」
フロント 「大変お待たせしました。では、ご案内いたします…。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■その日の夜、B旅館のフロントにて…
フロント 「それにしても佐藤さま、遅いわー。15時チェックインになってるのに…。」
女将 「もう19時だしね。ちょっとお電話してみたら?」
フロント 「そうですね。電話してみます…。」
「ダメです。つながりません。」
女将 「今、向かっている途中なのかしら?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お分かりいただけたでしょうか?
これが、世にも恐ろしい「逆ダブルブッキング」です。
ダブルブッキングとは、旅館がダブって予約をとってしまい、客室が足りなくなること。
しかし、逆ダブルブッキングは、お客様が間違って予約してしまい、ダブって予約してしまうことです。
A旅館からすれば、「予約漏れをなんとかうまく対処できた」ですが、B旅館からすれば、「予約があるはずのお客様が来ない=(不泊)」。
当然ながら、不泊は、宿泊料の100%を請求されます。
お客様は、1泊で2旅館分の支払いをしなくてはならなくなります。
もったいない。
電話予約の際には、起こりうることなのでお気をつけください。
特に、小野川温泉の電話番号は、似ています。
当館は、32-2611
他の宿は、2011、2111、2211、2311、2711、2811、2911。
すべて、旅館です。
番号を一つ間違えただけで隣の宿に予約が入ってしまうのです。
逆ダブルブッキングを防ぐ3つの方法
ネット予約が主流なので、どんどん減るとは思いますが、念のため、防ぐ方法です。
予約時にメモを残す
電話予約の際には、予約時にメモを残すといいです。
できれば、発信履歴を見て、どこにかけたかをチェックしておければ、なおよしです。
間違って隣の番号を押して、隣の宿にかかっていることもあるので。
事前に確認の電話を入れる
「念のため、確認なんですが…」
と1週間前くらいに電話をするだけで、かなりのトラブルが防げます。
面倒かもしれませんが、オススメします。
フロントの対応がおかしいときに冷静になる
「あれ?予約したはずなのに…。なんていい加減な旅館!」
と思う気持ちもわかりますが、一度クールダウン。
ちゃんとしてある「だろう予約」ではなく、もしかしたらの「かもしれない予約」で再チェックしてください。
今回の件も、A旅館のスタッフと話しているときに、「もしかして違う宿に予約したかも?」と立ち止まれば、防げたかもしれません。
電話一本で成立してしまう旅館の予約です。
防げる行き違いは、防いでいきましょう。^^
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