価値を伝えるには、まず切り口から。新パンフ作成中
この記事は6分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
旅館のパンフレットはどこも似ている
似てたら違いはわからない。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
仲井戸麗市さんが好きです。
彼の「打破」という歌。
変わりばえのしねぇ
判で押した毎日
いい加減、打破!打破!打破!
変わりばえのしないものを見ると、つい口ずさんでしまいます。
変わりばえがしないといえば、旅館のホームページやパンフレットです。
判で押したような出来栄えですよね。
美しかったり、かっこよかったり、美味しそうだったりするんですが、似ている。
お風呂と、料理と、部屋と、ロビーかなんかと。
似ている。。。
お客様目線でいくつかを手に取り、その情報だけで選ぼうとしたらなかなか難しい。
だって、似てるんだもん。
違いがわかんないんだもん。
紙だけで選ぶのは、もちろん大変。
そして、ウェブだけで選ぶのも、けっこう大変。
情報はあるものの、似てて、よくわからない。
違いがわからない。
そんな現状を打破しようかと。
パンフレットを作っています
パンフレットを作っています。
今までのパンフレットも他の宿よりは、だいぶ違いがわかるように作ってきたつもりです。
藤村先生の過去ブログより「今まで使っていたパンフレットの記事」
めっちゃ懐かしい!アメブロだし。
今回は、それをさらに一歩進めて作っています。
ウェブ全盛の現代ですが「紙のパンフレットを送ってほしい」というお声は、けっこうありますので。
今までは、「登府屋旅館 8つの魅力」として、旅館としてのざっくりまとめていました。
今回は、さらに一歩進んで「バリアフリー6つの魅力」として、バリアフリー部分に焦点を絞って作っています。
いわゆる旅館のパンフレットっぽくならなさそうで、いい感じです。
まだ原稿を作っている段階ですが、なかなかいい滑り出しです。
伝えるときのスタンスを変えよう
かつての旅館は、「泊まれます」がウリでした。
「でも、大丈夫?お部屋は綺麗?料理の品数は?お風呂は広い?」というお客様の声に対し、「大丈夫ですよ。ほら」と言えればよかった。
パンフレットには、品数の多い料理と、広いお風呂と、綺麗なお部屋の写真があればよかった。
安心材料だったのです。
しかし、それは団体旅行が全盛だった時代の話。
だいぶ前だな。
今や、「安心して泊まれます」では、お客様には情報がないのと同じです。
にも関わらず、いまだに団体旅行時代のパンフレットやその発想でのウェブばかり。
「うちの宿は、こう違いますから、こんな時に使ってください。」
そこが知りたいのに、ない。
個人旅行においては、同じ人でも「奥さんと2人旅」なのか「家族と5人旅」なのか「親戚とお祝い旅」なのかで、宿への要望が変わります。
宿をやっていれば、わかるはず。
2人旅ならあっちの宿に行ったほうがいいと思いますが、親戚とのお祝いならうちの方がいいよ、とか。
「誰でもきてくださいね、どんなお客様でも絶対満足」なんてありえません。
だから、違いを出していきたいところ。
宿側が違いを出せば出すほど、お客様は選びやすくなります。
結果、宿も選ばれやすくなります。
お互いにメリットばかり。
逆に、選ばれにくいとどうなるか?
はい、価格競争のスパイラルです。
違いは価格しかない。
安いところにしよう。
安くすれば売れるらしい。
もっと安くするしかない。
という残念なスパイラル。
ほんと些細な違いでいいんです。
例えば、魚屋さんが軒を並べていたとして、
「塩辛なら、うちだよ」
「刺身なら、うちだよ」
「惣菜なら、うちだよ」
「贈答なら、うちだよ」
と言ってくれると大変助かる。
旅館の場合、違いを出す要素はもっとたくさんあるわけですから、ズバッと「こんな宿」って言えば、目立つし、わかりやすいもの。
なんでもあります、みんな来てね状態からいい加減に脱却しないとですよね。
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