手に入れたのは「服」ではなく、「関係性」。短パン遠隔ツアー in 新宿
この記事は12分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
服を買うのが苦手なワケ
私の恥部です。
こんにちは。
マジで苦手なんです…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です
うすうすバレてるとは思いますが…、服を買うのが苦手です。
「あ、オレも―!」
っていう方、多いと思います。
そして、その方々には、たぶん理由もご理解いただけると思います。
どうして、苦手なのか…。
基準が分からない
なにがよくて、なにがわからないのか?
ファッションの基準って難しいですよね。
車やパソコンのようにスペックがあって、比べられるわけじゃない。
自分が「いい!」と思っても、今はもう古かったり…。
自分が「えっ?!」と思っても、今年からそれが流行っていたり…。
「好きなように着ればいい!」とはいっても、「それおかしくない?」とみられるのも困るという…。
わけわからんから、自分は全身黒い服しか着ないという芸人さんもいるくらいです。
似合っているかわからない
服を買うときに困るのが、ホントに似合っているのか?
店員さんは、「お似合いです」と言ってくれるのですが、「ホントか?」と思ってしまいます。
「このぐらい、ゆったりした感じでも大丈夫」っていわれても、「大丈夫って?」と。
そもそも、見ているだけなのに「色違いありますよ」とか、「試着できますよ」といわれると、なんか落ち着かなくて、店を出ちゃいます。
自分のためのアドバイスなのか、相手の発言が信じられないんです。
組合せがわからない
そして、究極がこれですよね。
「自分で勉強しろよ!」って言われるかもしれませんが…。
「似合いますよ」と言われて買った服を家で組み合せるときに、さっぱりわからなくなる。
何が正解なのか?
こっちを組み合せると、なにがどうなのか?
わたしは、「ファッションの迷宮」と呼んでます。
「迷宮」と書いて、「ダンジョン」です。
長く迷い続けていました。
そこで、とある方にお願いしました。
短パン社長の遠隔お買い物ツアー
短パン社長です。
短パンツアー。
短パン社長といっしょに短パン社長のアドバイスのもと、お買い物するツアー。
Keisuke Okunoya のお洋服にピッタリのお洋服を探すツアー。
短パン社長のお友達にしか許されないツアー。
決して短いパンツを買わなければならないわけではありません。
短パン社長が、本気でアドバイスしてくれます!
とはいえ、スケジュールがパンパンの短パン社長。
この日は、遠く広島にいました。
そこで、遠隔短パンツアー。
フェイスブックのメッセンジャーの指示に従い、お買い物します。
最初の指示は…。
「新宿のルミネのカワゴエさんをメガケテ行ケバ大丈夫!」でした。
よし、新宿のユナイテッドアローズね。
さっそく、オープン前からルミネに並び、オープンと同時にお辞儀する数々のショップ店員を尻目にユナイテッドアローズを目指します。
それらしい女性を発見!
「おはようございます。カワゴエさん、いらっしゃいますか?」
あきらかにキョトン。
話が通じない。
「え?ここ、ユナイテッドアローズですよね?」
ああー、やれやれという表情のあと、
「ユナイテッドアローズは、ルミネ1でございます。
こちらは、ユナイテッドアローズ・グリーンレーベルナントカントカイングで…。」
でました。
新宿マジック。
魔物がでました。
どうやら単なる勘違いでした。
「4階のユナイテッドトウキョウは、ひっかけ問題で、5階のユナイテッドアローズ!」と口ずさんでエスカレーターをダッシュしたのに…
すべてがヒッカケでした。
気を取り直して…。
ルミネ1へ。
そのお店にその女性はいらっしゃいました。
カワゴエさんか――?
カワゴエさんなのか――?
自分は、川を越えられたのか――?
指示通りに彼女メガケテ、話しかけました。
「あ、奧ノ谷さんのご紹介の…」
今度は話がつながりました。
というわけで、すでに私のサイズにピッタリのジーンズやパンツ、靴が準備されていました。
なんでしょう、この安心感!
「試着できますよ」とも「色違いもありますよ」とも「今年の流行は…」ともいわれず、用意されたものを試着する安心感。
こんなにお買い物って安心してできるんですね。
いつもならイージス機能をフルに使って、「話しかけんなよー」「すすめてくんなよー」って、ヘトヘトになってたのに…。
試着したら…
写メ。
それを短パン社長に送信。
そして、神のお告げを待ちます。
神のお告げは、ガチです。
よいものはよい。
似合わないものは似合わない。
さくさく決まっていきます。
そして、終始、愛にみちあふれています。
やっているうちに、カワゴエさんとは戦友のようになってきます。
「うわー!ダメでちゃいました。どうしましょ?」
「それなら、こちらは?」
「これは、OKみたい。ありがとうございます!」
なんか…不思議なお買い物です。
ツアー参加者の正直な気持ち
「自分で着るんだから、自分で決めたいじゃん!」
という人にはわからないと思います。
私のような人間もいるのです。
「ようわからん。誰かに決めてほしい。でも、店員さんの意見をうのみにするのはコワい。イージス発動。」
「高い服買って、コケると怖いからなー。服は、バーゲンか、ユニクロにしよう…。」
世の中、たいていの店員さんは売り子さんです。
読んで字のごとく、「売る」+「子」。
ほっといたら売られる。
だから、一歩距離をとる。
もしくは、話しかけてこない店に行く。
カワゴエさんも服を売っていますが、「売り子」ではありません。
自分専用のスタイリスト…。
いや、そんなカッコよく、ありふれた存在ではありません。
神への供物を準備する… 巫女。
それに近い。
真剣にお洋服を選び、アドバイスにのってくださいました。
今回のお買い物。
買い物のようで、買い物ではありません。
服を買ったわけではなく、そのプロセスの中で、短パン社長の人脈を紹介していただいているに尽きます。
カワゴエさんとは、フェイスブックでもお友達になり、つながれました。
これで、次回も相談できちゃいます。
この安心感、プライスレスです。
さらに、衝撃なのは、同じことが、新宿、六本木、札幌と3カ所同時に行われていたのです。
これにはビックリ!
そりゃ、「忙しいんだよ!」ってなるわ。笑
あの興奮が冷めやらぬ感じで、思いっきり長文になってしまいました。
ちなみに、誰でも受け付けてもらえるわけではありませんので、短パン社長への無茶なメッセージはおやめください。
また、誤解のないようにお伝えしますが、短パン社長は、ユナイテッドアローズからバックマージンを受け取ったりはしておりません。
そして、私が次に誰かを連れていくと、「親」と呼ばれる仕組みになっているわけではありません。
短パン遠隔ツアー、サイコーっす!!
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