「究極の」入浴介助できる貸切風呂プロジェクト、始動します!

この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^

旅館の場合の究極とは何か?

至高じゃなくて究極でいきます。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

「貸切風呂を作りたい!」とは、前々から思っております。
お客様からのお声もいただきます。

こんなことを書くと、「いつ作るの?」と思われがちなのですが、すぐではありません。
まずは、後悔しないよう、しっかりと方向性を固めていきたいと思います。

実際に作れるかどうかは、いろいろとタイミングがありますから。

それでもいつかは作れたら、という思いを持ちながら。

自宅のように使う人が決まっているなら作りやすいんです。
目的が入浴介助。
障がいの状況に合わせて、手すりは右側がいいとか、左側がいいとか、お風呂の深さも段差も完璧なフィット感を求められます。

しかし、旅館の場合。

個人宅と違って、「この人のため」と絞りきることができません。
様々な障がいのある方が利用することを想定し、最大公約数としてどの辺りがいいのか?
悩ましいところです。

また、介護施設でもないので、車椅子でザブンと湯船に入るようなタイプも難しい。
他のお客様も利用できるようにしなければなりません。

そして、温泉なんです。
温泉だから、鉄ではすぐに錆びてダメになります。
泉質との相談も含め、幅広く考えていきたいと思います。

完成後に「もっとこうすればよかったのにね。」というお言葉をいただいて後悔しないよう。
事前にしっかり。

そのさじ加減を自分自身が考えるために、もし同じことをお考えの方のリフォームの参考になるように。
ブログで考えていきたいと思っています。

名づけて、「究極の介助しやすい貸切風呂プロジェクト」

湯船のフチの高さは、43cmがベスト

湯船のフチの高さは、利用者にとって、かなり重要な要素です。

入船荘さんのお風呂の場合。

座面の高さ

バリアフリーが整った嬉野温泉の入船荘さん

湯船のフチに関しては、大きく2つのパターンがあります。

1.床面と同じ高さのフチで地面が掘られたようなタイプのお風呂
2.フチが立ち上がって床面よりも高く水面があるお風呂

当館の大浴場と露天風呂は、1です。

この場合、立ち上がれない方にとっては、車いすから降りて床面に腰を下ろして入ることになります。
また、床面から立ち上がって車椅子に乗らなければなりません。

この動きが大変なので、一般的には2の方が介助しやすいです。

湯船の近くまで車いすで近づいて、湯船のフチに移乗する。
この動きが、いいようです。

そのためには、湯船のフチは車椅子の座面の高さと一緒がいい

すると、43cmくらいがいいようです。

よくあるパターンとして、タイル張りで作った時は、43cmだったのが、あとあと木をのせて、結果高くなり48cmになったりします。すると高すぎて移乗しにくくなります。

木をのせる場合には、そのぶんを計算し引き算して作りましょう。

今、私としては、究極の介助しやすい貸切風呂は、フチありタイプ、フチの高さ43cmとします。

なお、「もっといいアイデアがあるよ!」という場合には、遠藤直人のツイッター宛にご意見ください。
ツイッター→ @naaot です。

なるべく多くの方にとって使いやすい貸切風呂を考えるきっかけにしていきたいと思います。

 

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