過去最高の盛り上がり!第9丁「寄席どうふ」

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ついに9回目の落語会

3年目です。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

おかげさまで、3年目に突入した立川こしら師匠との落語会。
よくここまで落語会が続いたとも思いますし、田舎なのに一人の師匠をとことん呼ぶスタイルがよく続いたとも思います。

新たに登場した「のぼり」

一般人が思っているよりもプロの落語家さんは、無数のネタをお持ちです。
ですから、こしら師匠をずっと呼んでもネタが尽きない…。

むしろ、最初は初心者向けのわかりやすいネタだったのが、だんだん上級者向けの複雑なネタになる。

9回目は、まさにこの変遷がよくわかる会でした。

初心者が多かったので『寿限無』

この日は、半分以上のお客様が、生の落語は初めて。
そこで、まずは超初心者向けのネタをいくつか。

そういえば、小野川温泉で一番最初に落語会をやった時も聞いたなぁと…。

落語は、演者と観客が一緒に作り上げる芸。
観客が、頭に思い浮かべられないと成立しません。

この初心者向けのコーナーは、その練習のようなもの。

初落語のお客様が半分以上

いくつかのエクササイズののち、「寿限無」へ。

長い名前だけが有名になり、今やお子様もそらんじる「寿限無」。

普通は、長い名前を言うのが大変と言う話です。
こしら師匠は、それだけじゃない。

言うだけでなく、言われているのを聞くバージョンなど、多彩な変化球。
こんな視点があったのか、と改めて感じます。

最初何の話かわからなかった『厩火事』

2席目は、「厩火事」。

最初のシーンが、おかみさんの熱情的で情緒不安定なところに引き込まれ、いったい何の演目だろうと不思議になりました。
いろんな引き出しがあるのが、こしらワールドです。

「髪結いの亭主」が出てくる「厩火事」でした。

初めて聞く演目でした。
言い伝えや生きるコツが出てくる、落語らしい落語でした。

なかなか落ちない『抜け雀』

この日、初心者向けに落語エクササイズを積み、ぶつけられたのが「抜け雀」。

こしらワールド全開でした。
ふっきれてました。

通常のバージョンなら、ここで終わるはず…が終わらない。
今の言い方だと、明らかにオチ…のはずが、終わらない。

まだ続く…
まだ出てくる…
蜃気楼のようにゴールが遠のいていく。

そんな錯覚に陥った「抜け雀」。

こしら師匠じゃないとできない噺でした。
こしら師匠が考えたんだから、当たり前でした。

最後の最後のオチも、さすがでした。

この日は、たくさんのお客様にご参加いただき、本当にありがたかったです。
当日、急に参加が決まった方も多く、椅子を出したり、スペース作ったり、現場はうれしい悲鳴でした。

生の落語は最高です

こしらワールドも全開になってきた「寄席どうふ」。
お客様もリピーターと新規のバランスがよくなってきました。

次回は、2月を予定しています。
記念すべき10回ですので、面白いことをやってみたいと思います。

 

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