SNS時代、読まれる新聞。読まれなくなる新聞。
この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
新聞は、「紙→サイト→アプリ」
経営方針の転換が、命取りになることがあります。
こんばんは。
時代の変遷を感じる…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。
一昨日、毎日新聞に掲載していただきましたが…、「新聞」は、今岐路に立っています。
SNS時代になり、存在感を問われています。
掲載されるとわかりますが、新聞に載ると「スゴイねー!」とか、「見たよ!」というお言葉をいただきます。
まだまだマスコミとしてのチカラもステータスもあります。
インターネットの勃興期、一般人が情報発信できるから、新聞なんてなくなる。
1億総新聞記者みたいにいわれたこともありましたが、そうはなりませんでした。
やはり、新聞記者の取材能力、編集能力というのは特殊です。
素人が発信だけできれば記者になれるかというと、そんなに甘くありません。
「記者」という存在は、生き残ると思います。
しかし、「新聞」がどこまで生き残れるかは、怪しいです。
まず、紙の新聞。
紙という見やすさ、毎朝届く習慣性により、いまだにファンがいますが、いかんせん情報が古い。
「新聞」という割にはあんまり新しくない。
インターネットのように追加の記事を即時に更新できないですから、仕方ないです。
そして、今やいずれの新聞もインターネットのサイトを持つようになりました。
紙の新聞は、有料。
インターネットの記事は、無料。
ネットだけでは収益源を確保するのが、なかなか難しくなってきました。
そこで、なんとかネット版も有料化できないかと考えた末、最近、モバイル版を有料にする新聞ができました。
パソコンで見ると無料。スマホで見ると有料
ここが分かれ道になるのですが、スマホのアプリの登場により、新聞はサイトではなく、記事で読むようになりました。
「〇〇新聞」を読むのではなく、「〇〇に関する記事」を読むんです。
そんな便利なアプリの一つがコチラ…「カメリオ」。
予めキーワードを登録すると、それに応じたニュースを拾ってきてくれるアプリです。
私にのとって、「小野川温泉」「バリアフリー」「山形」などのキーワードを含むニュースはとても大事なので、このアプリは待ち望んでいました。
例えば、「バリアフリー」。
「お、記事が届いた!」と思ってみると…
「読もうかな?」と思って、タップすると…
企業として、どこから売上をあげるかは大事なんですが…。
もはや、アプリでしか新聞を読まない世代がいるなかで、モバイル版を有料にするとどうなるか…。
…読まなくなりますよね。
パソコンなら無料で読めるんだし、大きなニュースなら他の新聞でも掲載されているだろうし。
100人に5人くらいは、有料版に加入するかもしれませんが、残り95人が離れていきます。
せっかくアプリが、自動的にユーザーのスマホまで記事を届けてくれているのに、読まれない。
残念です。
かといって、ここを無料にしてどこから収益を得るか…。
質のいい記者を抱えながらも、どこから収益を得るか…。
新聞にとってかじ取りが難しい時代ですが、がんばってほしいですね。
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