米沢品質アワード受賞に5社。最高賞を選ぶとしたら?!
この記事は7分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
米沢品質アワードを受賞しました
光栄の極みです。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
初めて行われた米沢品質アワード。
その初代アワード受賞者として、鈴の宿 登府屋旅館が表彰されました。
本当にありがとうございます。
身に余る光栄で、身の引き締まる思いです。
これを励みに、これからも頑張ります。
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
米沢品質アワードとは?
米沢品質、簡単にいうと米沢ブランドを決める事業です。
ブランドを決めるといっても、やり方は様々。
普通、というか、よくあるのは、審査員に有名な方を集め、各分野の商品やサービスを審査して一番いいものを表彰して、シールを貼ります。
例えば、米沢牛から、ラーメンから、米沢織から、館山りんごから、日本酒から、それぞれ一番いい商品を選んで、シールを貼る。
でも、これって、もともといい商品に光が当たるだけで何も生まれません。
もらった人だけの話題になりがち。
その点、米沢では、アプローチから異なりました。
当初、予算ゼロだった事業に関わらず、あえて面倒な方向から進めてきました。
まず、ブランドコンセプトを作る。
そのために、市民とミーティングを重ねて、「米沢のブランドって何や?」と考えに考えて、5案まで絞りました。
その5案を市民に選んでもらって、ブランドコンセプトが完成。
「挑戦と創造〜鷹山公のDNA〜」。
スローガンは、「米沢品質 挑戦と創造のあかし」。
そして、マークができました。
さらに、実際の商品やサービスを選ぶのにどうするか?
まず、チームネクスト米沢を組織。
ここには、一般企業や団体が、名を連ねます。
登録段階で、「うちは、こんな挑戦と創造に取り組みます!」と宣言するため、単なる申請よりハードルは高いです。
そして、さらに取り組みをまとめてアワードに申請。
公開プレゼンで外部審査員の審査を受けて、アワード決定となります。
通常ならば、最後の1行の「公開プレゼンで外部審査員の審査を受けて、アワード決定となります」だけでシールもらえそうです。
単なる既存商品や既存サービスの選別ではなく、運動体の一員として挑戦と創造をしながら前に進むのが特徴です。
米沢品質アワード2019受賞者
公開プレゼンと審査を経て、「米沢品質AWARD2019」(申請順)で選ばれたのは以下の5社でした。
①鈴の宿 登府屋旅館(車椅子でもラクラクのバリアフリーな温泉と落語を楽しめる宿)
②株式会社米澤佐藤畜産(自社牧場産米沢牛)
③株式会社ベジア(鷹山秘伝豆のジェラート)
④(株)ゆきんこ WORK at ART事業部(雪割納豆 かんずり入り)
⑤アルス株式会社(木製サッシ 夢まど)
米沢品質アワード、最高賞を選ぶとしたら?!
今回は、米沢品質アワードに5社選ばれました。
最高賞などはありません。
ですが、私が個人的に最高賞を選ぶとしたら…。
「米沢市役所 米沢ブランド戦略課&プロジェクトチーム」です。
これは、お世辞でもなんでもなく、今回のアワードまでの仕組みを考え、作り、市民を巻き込み、やりきってしまったことが、なによりの「挑戦と創造」でした。
手を抜こうと思えば、いくらでも抜けたなか、ここまでこだわった作りでブランド認証を行った自治体は、他にないと思います。
また、他の自治体が、この取り組みを視察し、マネしようとしたとしても果たしてできるかといえば、できないと思います。
最初の、市民の声を聞いて、米沢のブランドとなる核を探すという話し合いだけでも、なかなかできない。
逆にいえば、普段は「何もない」「特にない」といいそうな市民も、ミーティングの場でちゃんと答えられ、コンセプトができたのもスゴイ。
まだ、スタートしたばかりです。
「米沢品質ってなに?」
「どんないいことがあるの?」
「一部で盛り上がってるだけでは?」
と様子見の企業や団体も多くあると思います。
だまされたと思って、申請してみてください。
この取組み、外側で見ているとよくわからないくらい複雑ですが、中に入ってハマってみるととてもすばらしいです。
みんなでやれば、米沢が間違いなく良くなると実感をもって言えます。
今回、初のアワードを経て、取組みの輪がもっともっと広がり、本当の意味での「挑戦と創造」の地域になることを願っていますし、惜しみない協力をしてまいります。
まずもって、今回は、アワードをいただき、誠にありがとうございました。
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