脱・家畜人間。今を生き抜くための視点と考え方。エクスマエレメント。

この記事は8分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^

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世の中の見え方が変わる歴史の見方

家畜のようにならないために。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

久しぶりにエクスマセミナーに参加できました。
それも塾生限定のエレメントE。

塾生限定なので、藤村先生もリミッターを外して自由にお話になる。
そこが楽しみな時間です。

とりちゃんの「ホラー映画に学ぶ経営」

さて、今回のテーマは「映画」。

ゲスト講師は、とりちゃんこと鳥辺康則さん。
自己紹介が、事故紹介になっていて、衝撃的でした。

これまで何度も死の一歩手前のような事故にあい、その度、生還してきた。
そして、おかげで特殊な能力を手に入れてしまわれたという。

正直、私は手に入れたくない能力なので、その能力とともに暮らしているとりちゃんを尊敬します。

ホラー映画と経営。

一見、くっつかない。
そもそも、ホラーって数えるほどしか見たことなくてわからない。

でも、話を聞くと納得でした。

ホラー映画は、中小企業に似ている。

いろんな映画があるなか、ホラー映画だけの条件。

・資金が少ない
・有名な俳優や女優がいない
・スポンサーがつかない
・撮影時間がない
・上映してくれる映画館が少ない
・アイデアが出つくしている

ホラー映画だけは、資金少なめでも可能なんですよね。
そして、他のジャンルの映画は、ここまで条件が厳しくない。

そして中小企業はというと…。

ホラー映画と条件が同じ

そんな厳しい状況でも、考えに考えてアイデアでヒットを出していく。
そのアイデアの数々も見せていただきました。

見たら怖いんでしょうが、アイデアの数々は、見事でした。

怖いっていうのは、血が出ればいいのではないと再発見できました。

日々のニュースが見方が変わる藤村先生のお話

この日のクライマックスが、このホワイトボードの登場でした。

まさかこんな仕掛けがあるとは。
手前にあったスクリーンをあげると、板書が出てきました。

板書なんて、高校生以来です。

板書のスケールがでかい!

そして、映画「ラストエンペラー」と「スノーデン」。
時代も国も全く違うこの2つの映画が繋がる歴史のお話が始まりました。

中国4千年と言われますが、日本の天皇陛下のように脈々と続いた王がいないのが中国。
易姓革命といって、その都度、民族が変わります。

モンゴル系だったり、北方系だったり、漢民族だったり。
髪型も衣装も風習も、統治者によって変わります。

ですから今の中国は建国70年。
4千年ではないわけです。

そんな中国が、今、大国となり、アメリカと覇権を争っています。

藤村先生のお話では、産業革命からイギリスが覇権を握った時代(パックスブリタニカ)から、アメリカが覇権を握った時代(パックスアメリカーナ)、そして、今後訪れるかもしれない中国が覇権を握る時代(パックスシニカ)。

この流れを細かく解説。

覇権争いの争い方が、戦争をするわけではなく、最新のハイテク危機を使って盗聴するような「スノーデン」の世界をどちらが作れるかという争い。
現状、それができる技術をどちらも競っています。

納得とともに恐怖でした。

熱血講義でした!

その中で、「香港のデモを対岸の火事と思っていないか?」というお話しがありました。

思ってました。
そもそも香港だし、デモだし。
自分には関係ないと思っていました。

が、中国が何をしようとしているか、もしそれが実現したら、日本にはどんな影響が及ぶか。
恐ろしくなりました。

この部分は、ぜひ生でお聞きください。

今、アメリカでは、GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)が、経済も生活も仕切っています。
中国は、これに対抗して、BATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)を作っています。

政治でも経済でも軍事でも覇権争いが行われています。

そして、最近のニュース。
次のアメリカ大統領選挙。
民主党のウォーレン候補。

GAFA解体?!

信じられないんですが、GAFA解体を訴えています。
世界経済へのアメリカの大きな武器だと思っていましたが、格差を生むから解体しようという主張です。
それが、一般民衆の支持を集めています。

この話を聞かなかったら、スルーしていたニュースでした。

今を知るために歴史を知る。
そして、未来を予測する。

今起きていることをしっかり捉え、見方を磨き、自分ごとにして、未来を予測して、行動につなげる。

なんとなくで生きてちゃダメだという。
どんなことも対岸の火事と思って、なんとなくはダメだという。
政治家に任せっきりもダメだという。

そんな気持ちになりました。

そして思い出したのが、このツイート。

庶民が家畜になっている。

忌野清志郎さんが、1999年ですでに語っていた言葉です。

難しそう、面倒くさい、自分とは関係ない。
そうやって、全てを対岸の火事に思って、いいようにやられる家畜のような存在。

エレメントEで感じたのは、歴史という知識とともに、今を生き抜くための気概でした。
いいようにやられる家畜にならないために、もっと見方を磨いていきたいと思ったセミナーでした。

藤村先生、神回、ありがとうございました。

 

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