車いすで米沢駅から東京駅へ その3
この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
車いすでの鉄道旅は予想以上にスムーズ
マンツーマンで安心・安全。
こんにちは。
車いすの旅を応援しています。
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。
車いす旅行といえば、車で移動する方が多いです。
理由は、車いすだと電車の乗り降りが大変だから。
私もそんなイメージを持っていました。
きっと相当大変なんだろうと。
しかし、実際にやってみたら、JRさんんと東京メトロさんの対応は、快適なだけでなく、感動的でした。
米沢駅→東京駅→赤坂見附駅。
2駅で乗り換えたらどうなったかをご覧ください。
主演は、車いすのけんぼーこと、加藤健一さんです。
まずは、米沢駅での乗車シーン。
車いすの場合は、事前に予約で名前を告げておきます。
すると、駅員さんがマンツーマンで対応してくださいます。
改札に行くと…
「加藤様ですか?お待ちしていました。」
とお声掛けくださいます。
そして、車いす用のスロープを持って、ホームの乗り場まで案内してくださいます。
そのまま、列車が着くまで待っていて、列車が着いたらスロープをかけ、乗車を手伝ってくださいます。
今回の山形新幹線には、指定席の車両に車いす専用シートがあります。
通常2列のシートが、1列になっており、座席が回転し、移乗しやすくなっています。
隣の空いたスペースは、車いすの方向転換用でもあり、乗車後の車いす置き場でもあります。
車いすのために計算しつくされたシートで快適な旅をしながら、2時間ほどで東京駅へ。
東京駅では、乗っている車輛が着くホームであらかじめ駅員さんがスタンバイしてくださっています。
そして、スロープをかけてくださいます。
スロープで降車したあとは、駅員さんが案内してくださいます。
この案内が、心強いです。
最短ルートなのです。
車いすで駅のなかを移動する際のポイントとは?
私が、案内しようとするとどうしても普段の思考をしてしまいます。
「銀座線は、どっちだ?あったあった、右だ…。」
と右に進んだら、エスカレーターと階段しかなかった。
車いすでは進めなかった。
ということが起こりえます。
車いすで移動の際には、「乗りたい路線」の方へ向かうだけでなく、「エレベーターでのフロア移動」が最優先なんですね。
エレベーター移動もあわせて、駅員さんの対応は完璧なんです。
そして、驚いたのは、JRの改札を出て、東京メトロに向かったところ。
当たり前ですが、JRさんと東京メトロさんは、別の会社です。
それなのに、JRさんが改札を出て、東京メトロの改札まで向かい、東京メトロの駅員さんに引継をしてくださいます。
スムーズで自然なな対応は、まるで同じ会社の敷地内かのよう。
おかげさまで、想像していた時間よりだいぶ早く目的地に着くことができました。
スムーズでしょ?
「こんなにスムーズなら、うちも旅行できるかもしれない」
そんな風に思っていただける方が増えれば、うれしいです。
気軽にお出かけしちゃってください。^^
小野川温泉に【 本格貸切サウナ・貸切温泉 】登場!!
(下のバナーから紹介ページを開けます)
登府屋旅館は【 バリアフリーの温泉旅館 】
(下のバナーから紹介ページを開けます)