風評?冤罪?コロナ禍の観光業が陥る不都合な真実

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風評?冤罪?コロナ禍の観光業が陥る不都合な真実

あまりに退屈なので新作落語ができちゃいました。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

冤罪(えんざい)… 無実であるのに犯罪者として扱われてしまうこと

 

トュルルルル…。

鳴り止まない電話の音。
ゲスニックスマガジン編集部は、今日も大忙しです。

「西条デスクー、今日はどんなネタ書いたらいいですか?
いい加減、コロナ関連はもう読者も飽きてきてません?」

「何いってんだ。東郷。いやデューク。
いいか、今はなんといってもコロナ。
特に、観光 vs 医療が最高のマッチアップなんだよ。
サッカーなら日韓戦なみの好カード。
ドン・キングになったつもりで面白くしろよ。」

ドン・キング

 

「そんなこと言われても、ドン・キングってなんですか?
ヤドキングなら知ってますけど。」

ヤド・キング

「お前、宿泊業界だけにヤドキングってうまいこというじゃねーか。
いいか、お手本があるから教えてやるよ。4月某日の山●新聞だよ。」

「なぜ今なのか??
山形県の春の観光キャンペーンですね。
これのどこが、お手本なんですか?」

「いいか。まず構成を見てみろ。
今流行りの 観光 vs 医療。
バッチリ、トレンドおさえるだろ。」

「そのくらいなら、どこでもやってますよ。」

「まずな。見出しがいい!【なぜ今なのか?】
読者に問いかける感じが最高だろ。
本気でけしからんと思ってたら、社説にでもすればいいところを、あえて関係者の伝聞を組み合わせて作っているあたりがうまい。そして、文責は【本誌取材班】。誰だかわからないから、クレームの入れようがない。」

「そういうもんですか。」

「そうだよ。それに取材先が絶妙じゃねぇか。
小野川温泉だよ。」

「どこですか?それ?」

「知らねぇのか?お前。山形来たばっかりだもんな。知らなくて当たり前か。

山形といえば、かみのやま・天童・蔵王が大旅館のひしめく大温泉地だ。
業界の重鎮もそこにいる。
その点、小野川温泉は米沢八湯の中で最多なんていっているが、全ての宿を足しても上山の大旅館1軒よりも小さい規模だ。」

「そんな弱小温泉に取材してどうするんですか?」

「わからねぇかなぁ。
業界のリーダーがいる大温泉地に取材に行ってネガティブな記事にヘソ曲げられてみろ。
スポンサーやめるとか言って、おまんま食い上げだぞ。
現に、このページからちょっとめくってみろ。」

「置賜さくら回廊?」

「そうだよ。
全面カラーで2面ドーンと全面広告だ。南陽、長井、白鷹の3市町が出しているだろ。
かたや全面広告で観光業界から広告料を頂きつつ、県の観光キャンペーンはなぜ今なのか?と潰しにかかる。

義賊だよ。鼠小僧であり、石川五右衛門だね。

ここでは行政相手だから良かったが、民間はすぐに手を引いたりするからな。
広告出さない!とか、取材受けない!とか言い出すから。

その点、小野川温泉とは絶妙なチョイス。
しかも、組合のトップでもなく、1旅館に聞いてるとこもテクニカルだね。」

「それって観光を代表する意見として取り上げていいんですか?」

「いいんだよ。
今は、気分が大事なんだから。根拠なんていらないんだから。
とりあえず、観光サイドに取材してリングにあげればいいの。」

「とりあえずにリングにあげたらこっちのもんってことですね。」

「そうそう。去年の今ごろは、『感染拡大になるなら我慢します。山形には来ないでね、県境で検温してるから』って、しおらしかったのに。
最近は『GoToキャンペーンで6850万人も泊まって、宿泊関連でのクラスタは1件もない!』とか言ってるからな。
そのデータが事実なのは知ってるよ。でも、面白くないし、誰も取り上げないっつうの。」

「データといえば、10万人あたりの感染者数とかも出してるじゃないですか?
あっちは科学的ですよね。」

「お前は、本当にわかってないね。
あんなの机上の空論なんだよ。
山形に住んでて感じないのかよ?

田舎の人間なんて、みんなマイカーで移動してるんだよ。
電車に乗らないんじゃなくて、そもそも電車がないんだから。
お店いっても混んでないし、飲食店いっても間隔も広いし、そもそも暮らしぶりが東京とは大違いなんだから。
限界集落になりそうなくらい、何もしなくてもソーシャルディスタンスなの。

そういう条件を一切無視して10万人あたりってズバッと割り算
たまんないね。
これ発見したヤツは天才!ノーベルコロナ賞!
おかげで田舎の人間は震え上がってるよ。

感染者っていうのは絶対数で考えるのが当たり前。
そしたら、いつまでたっても都会が多いに決まってる。
なんとか田舎をビビらせるためにっていうのが、10万人あたりの数値よ。

宮城県が全国1位って。
割り算しただけなのに。うまくやったもんだよ。」

「県境を越えなくなりましたもんね。」

「県境を!っていうのもおかしな話でさ。
生活圏で考えたら、天気予報の区割りくらいが妥当だろ。
山形なら『庄内地域で流行ってるから』とか『村山地域を出ないで』とか。
そのくらいのエリアで蔓延するんだから。

県内一斉に蔓延なんてないよ。
でも、なぜかどの知事も県境にこだわる…。」

「なんでですか?」

「選挙に決まってるだろ。
県ごとに数字が出て、県ごとに政策が決まって、失敗したら選挙にひびく。
だから、県境を!なんだよ。
東京に来ないで!になるの。

数字の取り方を県ごとから地域ごとに変えたら、発言も政策も変わるよ。
そうするための細かく仕切り直すマンボウだったんたけどな。」

「最近は人流を減らせって言いますよね。」

「だんだん言い訳が苦しくなってきてるからな。人流なんてあらゆるところにある。」

「満員電車とかマズイですよね。学校も人流だし。
なのになんで観光ばかりが人流の代表選手なんですか?」

「満員電車たたいて誰が喜ぶんだよ。」

「観光たたいたら、誰か喜びますか?」

「喜ぶ人たちがいるだろ。
観光といえば、GoToキャンペーンだ。予算は、1兆円だよ。
それを決めてるの誰だよ。GoToキャンペーンが失敗すればするほど、喜ぶ人がいるんだよ。

だから、医療とマッチアップさせながら、観光を叩くんだ。
満員電車相手じゃ、こうはいかないからな。」

「でも、コロナが怖いのは事実ですよね?」

「ちょっと違うな。
コロナは怖い!と思わせられるか。
そこが記者の腕ってもんだ。

旧型コロナウィルスのこと覚えてるか?
新型の前。単なる風邪として扱ってきたんだよ。
同じくワクチンなんてなかったんだよ。
この冬の風邪はちょっとタチ悪いくらいで。

それじゃ、ビビんないのよ。
本当は新種の風邪くらいでいいのよ。インフルエンザより毒性弱いんだから。
それを呼び方変えたり、変異株とか、いかにビビらせられるかが、問われてるんだよ。

そもそもウィルスはいるところにはいるけど、いないところにはいない。
いたとしてもちょっと(少ない数)くっついただけでは感染しないんだから。

でも、検査したら陽性と判定される。
ちょっといるから陽性だけど感染してない。それが無症状。
ウィルスっていうのは、ある程度、数が揃わないと人間さまを感染させらないんだから。

たっぷり(多い数)のウィルスを含んだ飛沫が粘膜から粘膜にくっつけば感染するんだぞ。
その飛沫がテーブルについていて触ったとしても、その手で口や鼻を触らなければ感染しないんだ。

テーブルの上で勝手に増えるかというと増えないし、ウィルスは勝手に死ぬ。
細菌と違って、ウィルスは単体で生きていくことはできないの。粘膜などに直接くっつかないと増えないんだよ。

粘膜から粘膜に飛沫が付くってことは、マスクなしで近づいて大声でしゃべってるってことだ。
例えば、宴会でのどんちゃん騒ぎだな。
あんなの今の旅館では全然見かけないけど、旅館って聞くとあのイメージあるだろ。

そこが狙いどころよ。旅館→どんちゃん騒ぎ→危ない、でいいんだよ。
個室の食事どころにしました!ではなく、宴会してそう!が大事なの。
ビビらせていかないと。

5人以上の会食はダメ!
って言ったら、5人で会食するとウィルスが発生しそうだろ?

街なかで人が増えてきた!
って言ったら、人が集まるとウィルスが生まれる感じするだろ?

東京行ってきた!
って言ったら、全員感染して帰ってくる感じするだろ?

どんちゃん騒ぎをしたからといってウィルスが発生するわけではないけど、なんとなくのイメージが大事なんだよ。
ウィルスを拡大させないようにしていたことが、いつしかその行為をしてないのを非難できるようになるんだから。
すりかえよ。

政治家や官僚を攻撃するには最高のワザだろ。
感染してなくても、食事しただけで懲らしめられるんだから。

でも最近は、みんな対処法を理解して、ちゃんと行動するようになってきているんだよ。
やみくもにビビってくれないのよ。
そんなときは「気のゆるみ!」と言って、外出そのものを断罪していかないと。」

「西条さん、実はお詳しいんですね。
それを書けばいいのでは?」

「バカ!まだわかんねぇのか?
大事なのは、バカなフリしてリング上で言いあらそいをしてもらうことなんだよ。」

「どういうことですか?」

「例えば、これだ。」

「連泊は避けて…?あ、今回のキャンペーンですよね。」

「そうだよ。これこれこの記者はお手柄だよ。

もしも『今回のキャンペーンは、一人か、普段いる人と旅行するの条件ですが、どう思いますか?』なんて聞いたら、こうはならないよ。あえて、知らないふりして聞くと『連泊しないように』という最高のコメントが取れるんだよ。

普段いる人と連泊してもステイホームと変わらないんだから。
データもエビデンスも関係ないのよ。

そんなことは気づかないふりしてカットもせずに流す。
これでこそ、ドンキングであり、義賊よ。」

「義賊ですか…。」

「今のトレンドは、医療無罪なの。
医療崩壊させないためならなんでもありなのよ。

全国の医師会の会長なんて、全国一斉に緊急事態宣言を!って言ってるんだから。
感染者いないところも経済止めて、全国一斉がまん大会。
医療が一番!自殺者が増えても仕方ないっていう強い姿勢よ。
宿泊業界のリーダーには言えないよ。」

「強い言葉が出ると対戦相手として面白いですもんね。」

「わかってきたじゃねぇか。水を差すような報道は、つまんないの。
その悪い見本がこれだよ。」

「あ、違う局。」

「なぜ今なのか?って投げっぱなしジャーマンが決まったところだっつうのに。
高みの見物をしてればいいところを、わざわざ県庁に行って、なぜ今なのか?を取材しちゃってるんだから。

16日にスタートしないと、GWに間に合わないから1日も早くやったとか、聞いちゃってるし。
意図があるのわざわざバラしちゃダメだよな」

「あー。興ざめですね。」

「対する医療側も、わざわざウィルスの専門家に聞いちゃってるし。世紀の凡戦よ。
専門分野が違えば違うほど、トンチンカンなコメントが聞けて盛り上がるんだよ。
とりあえず医療関係ってところがポイント

感染症の専門家とか必要ないのよ。
テレビに出てくるのは、なんとなく医療関係ばかりだから。ウィルスの専門家は本でも出してりゃいいの。
専門家に聞くから、現実的で無難なコメントもらっちゃうんだから。」

「確かに、これじゃ肩透かしですね。
もっと大技くりだしてほしいです。ナックルアローとか。」

「そうだよ。読者が見たいのはコロナを題材にした異種格闘技戦なの。
猪木対アリ戦が見たいんだよ。」

「西条さん、それはちょっと違いますよ。」

「何が違うんだよ。」

「異種は異種でも…、変異種との格闘ですよ。」

編集後記

旅館はじめ飲食が、やりだまに上がるのは「どんちゃん騒ぎ」が一番リスキーだからです。

どんちゃん騒ぎをすると…
マスクを外しがち
大声出しがち
席を移動しがち
コップなど使い回ししがち
結果いろんなところに飛沫が飛んで感染しがち
だからです。

かといって、どんちゃん騒ぎをしたからウィルスが発生するわけではありません。

その場に感染者がいるかどうかがポイントです。
その場がどうかよりも、その場に来るまでのその人がどうかなのです。

結局は、体調管理と行動

施設でできることには限界があります。
絶対安全な場所など世界中にありません。

ベストを尽くしてお迎えしますので、ベストを尽くしてお出かけください。
幸い、当館にいらっしゃるお客様は、コロナ・リテラシーが高い方ばかりで、こちらから注意するような場面は今までありませんでした。

・・・・・

一方で、一部マスコミは、冤罪や風評の如き根拠なき風説を流布しています。

10年前、東日本大震災を前に私たちは無力さを感じながら、自分にできることは何かを模索しました。
あの時は、マスコミもそうでした。

しかし今、コロナ禍という国難にあって、果たしてマスコミは役割を見つけられているのでしょうか?

昔、間違ってるとわかってて「皇国の連戦連勝」を報じ、「だって売れるから」と国民をミスリードしてた国がありました。

山形県が異例のスピードで行ったキャンペーン。
クーポンを紙で印刷するのが間に合わないからメールでPDFを送り、宿泊施設で印刷させるほど大急ぎやりました。
1日でも早く県民に届けと。観光を救い、地方の経済を地方で自立させるべく。

その第一報は関係者の失望とともに散りました。
「いつやるの?今でしょ!」とはならなかった。

GWはどこの宿も大変です。
それでも生き残るべく、もがきます。

コロナは人類初の脳に感染するウィルスです。
一人でも多くの方が、呪縛から解き放たれ、心穏やかに過ごされることを望み、不快な言葉を並べてみました。

関係各所には謹んでお詫び申し上げます。

コロナになったらどうする?!

最後に「コロナになったらどうするんだ?!」というあなたへ。

治せばいいんです。

だって、新種の風邪です。

感染者が加害者のように扱われますが、彼らは被害者です。
もっとちゃんと言えば、加害者でも被害者でもなく、病人です。

「お大事に」と声をかけられ、お見舞いを渡すべき存在です。
そして治れば、コロナフリー。
ワクチンなしで抗体ゲットだぜ。
そばにいてマスクなしでも我々を守ってくれる戦士です。

コロナへの勝利は、医療業界だけではなしえません。
ワクチンが行きわたれば勝利ではありません。

感染対策の知恵を身につけ、普通に人に会ったり、飲み会したり、旅行できたりしたら勝利です。
ワクチンがなくても、脳が呪縛から解き放たれれば、勝利できるのです。

1日も早く勝利できますように。

 

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