メインから凋落してもサブで輝ける!新日本プロレスの場合
この記事は7分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
アントニオ猪木、ジャイアント馬場とテレビの時代
プロレスをよく知らない方にもわかりやすく書いてみます。
こんにちは。
ハンセンの縄にマジでビビりました…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人(@naaot)です。
今日は、プロレスをネタに書いてみます。
最近は、あまり見ていないのでそんなに詳しくないです。
そんなに追いかけていないにも関わらず、自然とレスラーが目に入ってくるのは、新日本プロレスががんばっているから。
戦後の日本を勇気づけたプロレスラー「力道山」。
そのときからプロレスはテレビと結びつき、日本全国津々浦々に広まっていきました。
さらに、プロレスを巨大にした2人のヒーロー「アントニオ猪木」と「ジャイアント馬場」。
金曜日の夜8時というゴールデンタイムにプロレスは定位置を確保していました。
ジャイアント馬場も、アントニオ猪木も、知らない人はいませんでした。
だから、「近くの体育館に来るらしい!」となれば、「馬場を観たい!猪木を観たい!」と応援に駆け付け、チケットが売れました。
余談ですが、私が子どものころは、市内にビジネスホテルがなかったので、プロレスラーの皆さんは小野川温泉に止まっていました。
猪木さんがバスから降りて、ホテル山川さんに入っていくのを子どもながらに見ていました。
そんなプロレス黄金期。
プロレス絶頂期。
頂きは、頂点であり、ピークであり、凋落への始まりです。
アントニオ猪木が引退し、ジャイアント馬場が亡くなり、徐々にプロレス人気は低迷していきました。
K-1やPRIDEという総合格闘技ブームが追い打ちをかけました。
そして、若手のプロレスラーは誰も知らない、IWGPのチャンピオンの名前も知られないくらいメインカルチャーから転落してしまいました。
新日本プロレスとSNSの時代
ファンだけでなく、運営側も思ったと思います。
プロレス終わった…。
あとは、BSとかWOWWOWなどの衛星チャンネルでマニア向けに放送するしかないのでは?
ところが、新日本プロレスは考え方を変え、今では、人気が復活してきています。
そのきっかけは、想像ですが、たぶんこうです。
日本全国津々浦々の誰もが知っているジャイアント馬場やアントニオ猪木を生み出すのは、もう無理。
津々浦々が知っていて、そのうちの何割かに体育館に足を運んでもらうのは、不可能。
それよりも、体育館がいっぱいになるくらいの人達を各地に作って、その中で盛り上がろう。
くれぐれも、私の勝手な想像です。
【過去】 超有名レスラー × テレビ → 視聴者の何割かがチケットを購入
【現在】 チケット購入する人 × SNS → 体育館を満員に
体育館が満席になるくらいの人とつながれればいいじゃん。
でも、しっかりとつながって、その友達も連れてきてもらって、ファンを増やす。
使うのはSNS。
新日本プロレスのホームページを見ると、左側のメニューは、ユーチューブ、ユーストリーム、フェイスブック、ツイッター、グーグルプラスと並びます。
「レスラーが、スマホでSNS?」と思うかもしれませんが、やってます。
ファンもからめて、関係性ができています。
試合があると、もちろん体育館でも盛り上がりますが、その後の打ち上げも盛り上がります。
芸能人的にファンと一線を引くのではなく、まるで友達のようにいっしょに飲み会をしています。
テレビでみたあこがれのレスラーがリングで戦っている!ではなく、
いつもSNSでやりとりしているお友達のレスラーがリングで戦っているのです。
だから、ファンになりたての人がハマるまでのスピードが速いんです。
「あれ?この前、初めてプロレス観たんじゃないっけ?」という人が、ガッチリ打ち上げで盛り上がり、ファン同士のつながりも強くなっていたりします。
メインカルチャーから転落したら、終わり!
ではなく、SNSを駆使してサブカルチャーになる道を模索する。
いずれ、メインカルチャーだったはずのテレビが、サブになるかもしれません。
新日本プロレスのウェブサイトを観ながら思うのは、そんなことです。^^
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