どうして落語ファンと出会うのか?引き寄せの法則の根源

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行動から見つかる予期せぬ出来事

とりあえず、やってみるんです。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

ビックリしました。

それは、スタッフの会話からチラッと聞こえてきた言葉。
関心ごとは、小声でも耳に届きます。

「ラクチョウさんと…、シラクさんの…、お客様なんだって…。」

どこかで聞いたことのある単語。
というか、2つ続けざまに出てきたら、「立川らく朝」師匠と「立川志らく」師匠に決まってます。

「ちょっと、待って。それって、もしかして…。」と詳しく聞いてみると。

お部屋にご案内した際に館内の落語っぽさにすぐに気づき、その話題になったとのこと。

なんと、驚くべきことに立川らく朝師匠が小唄を教わった先生のお兄さんだそうです。
突然の引き寄せに、ビックリです。

落語立川流では、前座から二つ目、二つ目から真打に昇進する際、落語の演目を二つ目になるのに50席、真打になるのに100席も覚えなければなりません。

それだけでなく、「歌舞音曲」も覚えなければいけません。
歌や楽器や踊りです。

昇進の必須科目。
だから、わざわざ忙しいなか、習い事に行きます。

現在、前座のかしめさんも、三味線習いに行ってました。

 

部屋名変更で、落語好きが集まるようになった?

部屋名を落語の演目にしてからというもの、落語好きの方と話す機会が増えました。

でも、これは、落語好きが泊まりにいらっしゃるようになったわけではありません。

たまたま泊まりにいらした方が、落語に関心あるかどうか、わかるようになったということ。

好きな方は、チェックインの際に必ずリアクションなさいますから。
こんなにいろんな出会いがあるなんて、私もビックリしています。

今回のお客様は、アンケートがまたぶっ飛んでいます。

ご紹介いたしますね。

今日の泊まりは、登府屋さん。
入り口では、火事息子の若旦那が立ち会って、消防点検中。
下座のハヤシ(出囃子という意味ね)はなかったが、「時そば」(部屋名)に入る。

しめた、勘定時にうまくやることを決めていたが、JTBに先払い。(前払い制のクーポンでした。)

食事の部屋がこれまた幸いなことに「ぞろぞろ」。
カミさんに今日の料理は、次から次へと食べたらすぐ出てくるので手をつけたら大変と脅かす。

(部屋の)鍵が扇子(の形)という文句なしに楽しい。
今時の若い人に落語を少しでも知ってもらえれば、スマホに頼らずにスナオな気持ちで生活を楽しめるのではと傘寿の繰り言。お忘れください。

こんなにユーモラスなアンケートは、初めてです。

文中の赤字は、落語の演目です。
その落語にちなんだコメントになっているのが、通です。

お店と自分の好きをリンクさせると奇跡が起こる

もしも、部屋名を変えていなかったら、お客様が落語好きと気づくことはなく、私もこみいった話をすることはなかったと思います。

ところが、こうして仲良くいろいろお話しさせていただきました。

冨岡様

冨岡様と記念撮影

「好き」の力は、スゴいです。

当初は、「こんなにいろんな落語の演目があるんですよ。ぜひ関心持ってみてね。」というつもりで変えた部屋名。
初心者に関心を持っていただければという思いでした。

ところが、やってみたら違いました。

通の方を発見し、仲良くなれる。

やってみないとわかりませんでした。

自分の好きな話でお客様と盛り上がれるっていうのは、実に痛快です。
それが仕事なんですから。

今回の体験は、私にとっても大きな糧となりました。

もちろん、初心者の方も大歓迎。

第7丁 「寄席どうふ」

2月5日の落語会もぜひぜひお待ちしておりますよ。

 

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