バックパスの応酬になってない?まちづくりをサッカーで考える。

この記事は9分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^

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まちづくりをサッカーで考えるシリーズ 第2弾

あえてサッカーに例えてみる。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

今日は、まちづくりの様々な局面について。
一言で、まちづくりといっても事情は、地域ごとに違います。

それをサッカーで考えるとなんかしっくりきます。

サッカーを思い出しながらどうぞ

①ディフェンス間でひたすらボールを回す

まちづくりに至る手前ならいいですが、まちづくりをあきらめたときに起こるのがこれ。
バックパスの応酬

例えば、飲み会で「もっとこんなことができたらなぁ。」と一見前向きながら「金がない。人がいない。」と結局、何も進まない。
または、「とてつもないアイデア、思いついた!」と言いつつ、とてつもなさすぎて、どう頑張っても実現不可能とか。

もっとひどくなると「うちのエリアはダメだ。」「よそはいい。」と完全にグチの言い合い。

まだ、飲み会をするだけ仲がいいという点では評価できるのかもしれません。
それが、自費ならいいですが、会費で飲んでグチを言っているだけなら、もったいない。
その会費、何かに使えそうですけどね。

会費をまとめて、補助金をとって、予算を倍にすれば、また違った展開になりそうです。

高度成長期は、不景気でも待っていれば好景気になりました。
今は、それがない分、仲良くグチっていても何も起こりません。

そして、テクノロジーの進化が激しいので、立ち止まれば立ち止まるほど置いていかれます。

パスは、何としても前に出しましょう。

②中盤でボールを奪われる

前を向いて、ボールを前に進めよう!
と思ったのに、中盤で繋げない
シュートまでいけない

これ、よくある先人の反対などです。
年配者や地域の有力者が、「そんなことやらなくていい!」と妨害することが、あるらしい。。。
小野川温泉では、自由にやらせてもらえるのでそういう反対はないです。

もしくは、仲間の中で総論賛成だったのに各論反対になって仲間割れするとか。

せっかく前を向いているので、
①反対されるスピードより速く進めてしまう
②賛同する限定メンバーで別チームを作る
などすれば、とりあえずシュートまでは持っていけそうです。

あと、補助金も「せっかくお金が出るんだから」と前に進める口実になりやすいです。

③シュートまでのアイデアがない

いい展開なのに、シュートが出ない
見ている側は、モヤモヤする展開。

みんな仲がよくて、まとまっているのに決定的なアイデアが出ない。

そんな時は、「よそ者、若者、ばか者」と言われる人々に意見を聞いてみると突破口が見えたりします。
ずっと住んでいると知らず知らずに限られた条件の中で発想してしまいがちですから。

視察もヒント探しにはなりますが、自分たちでも可能なアイデアが見つかるようなちょうどいい場所を見にいくことが大事です。
視察にいって、あきらめるようなら行かないほうがいいわけで、幹事さんの腕の見せどころです。

④とりあえず、シュートを打つ

とりあえず、シュート
大事です。

口だけのアイデアを脱し、メンバーの同意を得て、ヒトモノカネを揃えて、具体的に動いた結果ですから。そのシュートが入るかどうかは、時の運もあります。わかりません。

でも、打てたことは、評価するべきです。

「ほら、こんなことしてもお客なんて来ないじゃないか」と簡単に言わないこと。
具体的に行動してシュートした側にならないと。
なんにもしてない人ほど、なんにもしてないからこその願望なのかもしれませんが、「ほら、来ないじゃないか」と言いがちです。

だったら、対案だして、具体的に動いて、シュートを打ってみればいい。

サイド攻撃じゃなくて、中央突破だよ、と。
それを、サイド攻撃なんて意味ないんだよ、と高みの見物では何も生まれません。

ビジネスにおいて、結果は大事です。
しかし、まちづくりは、1つの会社が行うわけではない分、プロセスも大事です。

様々な利害を超えてシュートを打ちましょう。

⑤ゴーーール!

目指すは、ゴール。

簡単じゃないと思う。
でも、そんなもんです。

野球じゃなくて、サッカーで例えたのは、満塁ホームランがないからでもある。

ベンチャービジネスには、満塁ホームランがあります。
温泉街のように古くからのしがらみがあると満塁ホームランは、簡単に生まれません。

それは、積み重ねが大事ということ。

1点ずつしか取れないのです。

アメリカ生まれのスポーツは一発逆転があり、ヨーロッパ生まれのスポーツはなかなか逆転できないといわれます。

ヨーロッパは、隣接する様々な国が歴史的にも深く関わり合っている地域。
まさに、温泉街のようです。

過去のしがらみなく生まれた国とは違うのです。

まちづくりで大成功した温泉地がありますが、それだって途轍もない積み重ねの結果です。
いきなり満塁ホームランは、打てていません。
バット出した。ら、たまたま…みたいなことはない。

⑥VARもあるよ

「景気はよくならない。地道が大事」みたいな結論になってしまいましたが、今はそれだけではありません。

VARがありえます。
ビデオ・アシスタント・レフリー。

テクノロジーがゴールを生む

テクノロジーの進化でルールが変わることがある。
ゴールが生まれることがある。

テクノロジーに対応すれば、チャンスは生まれます。

昭和のやり方を見直そう。

もっとお金もかからず、効果的なテクノロジーがあるのかも。
もっと人手を減らせる、効果的なテクノロジーがあるのかも。
もっと地域が盛り上がる、効果的なテクノロジーがあるのかも。

 

テクノロジーに対応しながら、シュートを打ちつづける。
地域の若い世代に求められるのは、そこなのかもしれません。

 

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