AIスピーカーが作る未来の旅館3タイプ
この記事は6分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
AIが生み出す未来
AIだろ、AI。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
当たるも八卦当たらぬも八卦。
最近思っている妄想をただツラツラと書き綴ります。
怪しうこそものぐるほしけれ。
我が家にやってきたAIスピーカーで遊んでいると、こんなサイトを発見!
スマホにいろんなアプリがあって、インストールして機能が増えるように、AIスピーカーにはいろんなスキルがあって、インストールすると機能が増えます。
そんなスキル一覧のページ。
もう、チケットを取ったりするのは、AIスピーカーですね。
電話でも、スマホでも、パソコンでもない。
そんな風に私たちの生活を変えていくであろうAIスピーカー。
では、旅館の客室はどうなるのか?
旅館は、どうなるのか?
3つのタイプになると大胆予想です。
①AI使いこなしの宿
常に最新を目指すタイプ。
一部屋に一台、AIスピーカー。
内線電話は無くなりますね。
フロントを呼ぶのも、ルームサービスのオーダーも、AIスピーカーに話しかけるだけ。
宿としても、電話を受ける手間が省けて、効率的。
部屋の電気を消したり、空調の調節や、テレビのオンオフも話しかけるだけ。
宿としても、電気などの中央制御ができるので、コストダウン。
なんならコーヒーメーカーに繋いだり、お風呂に繋いだりして、自分好みの濃い味コーヒーや適温のお風呂にできたり。
ここまでくると、予約時に自分のお好みデータを事前に送って、AIが勝手にオーダーしてくれそう。
その日の予約帳に「コーヒーでなくて、紅茶を用意。レモン必須。」とかAIが書いてくれる。
日本全国、どこにいても部屋をカスタマイズできるわけで。
チェーン店の同じホテルに泊まらなくても、同じホテルに泊まっているような状態。
ビジネスホテルは、この方向に行きそうですね。
②馬の耳にAIスピーカーな宿
まぁ、いつの時代もテクノロジーに乗り遅れることはあるものです。
「うちは、リーズナブルなんでいたってシンプルよ。」
とばかりに、今まで通りに営業するタイプ。
機能的には便利さに欠けるものの、安さに惹かれるならアリです。
③AIより愛な宿
要は、昨日は最新ではないけれども、宿独自の価値があって、それを目当てに泊まる。
立川談志師匠の名言。
「快適さを精神において追求するのが文化で、物質に頼って求めるのが文明である」
機能的に最高なら、快適かというとそうではないわけで。
文化的に最高を目指すのが、③の宿。
「そうそう。電気のスイッチってこうやって消すんだよね。懐かしい。」
「こうやって、カーテン閉めるんだよね。自動じゃないの久しぶり。」
「こういった手間は、逆に今となっては貴重だよね。」
そんな感覚にさせてくれる宿。
ただ古いだけじゃダメですね。
②になっちゃう。
文化の香りがないと。
旅館は泊まるためならず
これから、宿泊業界は、ますます岐路に立たされていきます。
ただ単に「泊まる」を売っていては、旅館でも、ビジネスホテルでも、高級ホテルでも、民泊でも、漫画喫茶でもいいからです。
自動運転が一般化すれば、寝ながら移動できる「車型のホテル」もでるでしょう。
そんなとき、「旅館」とはなんなのか?
うちは泊まるためにある。
泊まるためでしかない。
一晩、雨露をしのぐためにある。
…では、厳しい。。。
それ以上の何か?
文明を追うか、文化を追うか、それとも別の道なのか?
2020年の秋に来るであろう、宿泊バブル崩壊。
そして、その後のテクノロジーの踏み絵の時代。
どんな宿として独自化するか。
必死で考えないと、マジ卍です。
AIスピーカーは、妄想を膨らますには、いいアイテムです。
これ一つで広がる未来を考えてみました。
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