AIスピーカーが作る未来の旅館3タイプ

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AIが生み出す未来

AIだろ、AI。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

当たるも八卦当たらぬも八卦。
最近思っている妄想をただツラツラと書き綴ります。
怪しうこそものぐるほしけれ。

我が家にやってきたAIスピーカーで遊んでいると、こんなサイトを発見!

スマホにいろんなアプリがあって、インストールして機能が増えるように、AIスピーカーにはいろんなスキルがあって、インストールすると機能が増えます。

そんなスキル一覧のページ。

ANA、JTB、さらにJRもありました

もう、チケットを取ったりするのは、AIスピーカーですね。
電話でも、スマホでも、パソコンでもない。

そんな風に私たちの生活を変えていくであろうAIスピーカー。
では、旅館の客室はどうなるのか?
旅館は、どうなるのか?

3つのタイプになると大胆予想です。

①AI使いこなしの宿

常に最新を目指すタイプ。

一部屋に一台、AIスピーカー。
内線電話は無くなりますね。

フロントを呼ぶのも、ルームサービスのオーダーも、AIスピーカーに話しかけるだけ。
宿としても、電話を受ける手間が省けて、効率的。

部屋の電気を消したり、空調の調節や、テレビのオンオフも話しかけるだけ。
宿としても、電気などの中央制御ができるので、コストダウン。

なんならコーヒーメーカーに繋いだり、お風呂に繋いだりして、自分好みの濃い味コーヒーや適温のお風呂にできたり。
ここまでくると、予約時に自分のお好みデータを事前に送って、AIが勝手にオーダーしてくれそう。

その日の予約帳に「コーヒーでなくて、紅茶を用意。レモン必須。」とかAIが書いてくれる。

日本全国、どこにいても部屋をカスタマイズできるわけで。
チェーン店の同じホテルに泊まらなくても、同じホテルに泊まっているような状態。

ビジネスホテルは、この方向に行きそうですね。

 

②馬の耳にAIスピーカーな宿

まぁ、いつの時代もテクノロジーに乗り遅れることはあるものです。

「うちは、リーズナブルなんでいたってシンプルよ。」
とばかりに、今まで通りに営業するタイプ。

機能的には便利さに欠けるものの、安さに惹かれるならアリです。

③AIより愛な宿

要は、昨日は最新ではないけれども、宿独自の価値があって、それを目当てに泊まる。

立川談志師匠の名言。
「快適さを精神において追求するのが文化で、物質に頼って求めるのが文明である」

機能的に最高なら、快適かというとそうではないわけで。

文化的に最高を目指すのが、③の宿。
「そうそう。電気のスイッチってこうやって消すんだよね。懐かしい。」
「こうやって、カーテン閉めるんだよね。自動じゃないの久しぶり。」
「こういった手間は、逆に今となっては貴重だよね。」

そんな感覚にさせてくれる宿。
ただ古いだけじゃダメですね。
②になっちゃう。

文化の香りがないと。

旅館は泊まるためならず

これから、宿泊業界は、ますます岐路に立たされていきます。

ただ単に「泊まる」を売っていては、旅館でも、ビジネスホテルでも、高級ホテルでも、民泊でも、漫画喫茶でもいいからです。
自動運転が一般化すれば、寝ながら移動できる「車型のホテル」もでるでしょう。

そんなとき、「旅館」とはなんなのか?

うちは泊まるためにある。
泊まるためでしかない。
一晩、雨露をしのぐためにある。
…では、厳しい。。。

それ以上の何か?
文明を追うか、文化を追うか、それとも別の道なのか?

2020年の秋に来るであろう、宿泊バブル崩壊。
そして、その後のテクノロジーの踏み絵の時代。

どんな宿として独自化するか。
必死で考えないと、マジ卍です。

AIスピーカーは、妄想を膨らますには、いいアイテムです。
これ一つで広がる未来を考えてみました。

 

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