業界によって溜まりやすいものがある。断捨離。
この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
断捨離まつり
質素倹約な土地柄なもんで。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
やればやるほど、見えてきます。
ここ数日、時間を作っては、断捨離をしています。
米沢市といえば、上杉鷹山公以来の質素倹約の土地柄。
うちの祖母は、戦争を経験しているので「利用価値」という謎の価値でいろんなものを保存します。
そして、旅館といういつ誰が何を欲しがるのか、予測不可能な商売。
このあたりが原因なのか、どうしてもモノが溜まりがちです。
それが、旅館なのかもしれません。
断捨離が苦手な業態かも。
例えば、電気毛布。
さすがにもう館内の暖房もあるし、使わないでしょ。
いい加減、処分していいでしょ。
と思っていると、お盆に「電気毛布、ないですか?」と言われたりするという。
実話です。
お盆ですよ。
最近も、「携帯の充電器、貸してください」と言われ、よくよく聞くとすごい昔のタイプ。
こんな時、「あー、捨てないでとっておけばよかった…。」と思うもの。
工事関係の材料もそうで、「余ったけど、どうしますか?」と言われ、お風呂のタイルなんかは、大事なので取っておきますが、どう考えても捨てたほうがいい「壁紙の余り」とか。
捨てますよね、普通。
捨てるんです。
捨てたと思ったら、お客様が、壁に穴を開けて「壁紙、捨てなきゃよかった」となるという。
この経験が蓄積されると、「もしかしたら…」と捨てるべきものまで取っておいてしまうのです。
なんて言ってないで、捨てなきゃダメです。
心を鬼にして捨てる。
するとわかってきたことがあります。
業態によって、溜まりやすいものがある
旅館の溜まりやすいものベスト3。
プラスチック製品
プラスチック製品って、なかなか壊れません。
例えば、ケロリンの風呂桶。
そう簡単には壊れません。
すると、「まだ使えるから…」と取っておいてしまいがち。
木の桶なら壊れるのでこうはなりません。
他にも、シャンプーのボトルやら、石鹸入れやら、食器関係など、プラスチック系のものは、溜まりがちです。
たとえ使えても、捨てるに限りますね。
食品サンプル
厨房にあるんです。
よく食材業者さんが、「新商品、出ましたから、試してください。」と持ってきてくださいます。
1回使ってみて、「まぁ、いつか使うかも」と取っておいてしまう。
しかし、使わないという。
中には、1回も使ってないけど、とりあえずキープしているものも多数。
たまに、チェックしては、捨てるを繰り返さないと溜まりますね。
布にまつわるもの
布も、なかなか捨てられません。
なぜなら、けっこう持つので。
穴が開いてボロボロになるなんて、そう簡単にはありません。
バスタオル、シーツ、布団、ハッピ、浴衣、などなど。
とにかく、いろんな布が、溜まっていきます。
特に、布団などは、宿泊者が過去最高に多いと足りなくなったりするので、もしものためにとっておいてしまいがちです。
ましてや「いつかパッチワークに」とかいいだしたら、危険です。
使えるとは、わかっていてもガッツリ捨てる。
これですね。
とにかく、ただでさえモノが多いのが旅館。
今やたいていのものは、100円ショップで買えますので、いざとなったら買う覚悟でガンガン捨てるべきですね。
そんなことを念仏のように唱えながら、ゴミを捨てる日々です。
年末の大掃除の参考になれば。笑
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