段差があってもいいの!情報ナシが問題
この記事は4分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
- じゃらんのバリアフリー調査
でしょうね。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
衝撃の!って言うわけでもないですが、当然の結果が出てきました。
車イス・足腰が不安な方も91.7%は旅行がしたい! 障壁は情報不足
調査結果は、こうです。
車いすや足腰が不安な方の91.7%が「旅行したい」
旅行に際して、94.7%が「情報不足」と感じている
問題は、段差の有無ではない
バリアフリーの宿として、私の口から言うとなんか上からっぽくなるので気をつけないとなんですが…。
バリアフリーじゃない施設だって「できることならしたい」と思っていると思います。
でも、全てバリアフリーにするのは、とても大変。
お金をかけて直せればいいですが、構造的にそもそも無理な場合もあります。
だから、段差は仕方ないんです。
無理してすべての施設がバリアフリーにしなくてもいいとすら思います。
できる限りは、してほしいですが…。
それよりも大事なのは、情報を出すこと。
玄関前に30cmの段差があります。
階段で10段あります。
客室は2階ですが、エレベーターありません。
情報が出ていれば、あとは利用者が判断します。
「30cmの段差ならなんとかなるかも…」と言う人もいれば、「だったら今回はあきらめよう」と言う人もいます。
だって、障がいは人それぞれですから。
施設にとっては、マイナスな情報になるので勇気がいります。
でも、出したほうがいいです。
「無関心な施設」よりも「関心を持ってくれている施設」と好評価になりますから。
正直、完璧なバリアフリーは存在しません。
障がいが人それぞれである以上、同じようなバリアフリー施設でもAさんには良くてもBさんには今ひとつということが起こります。
それでいいんです。
完璧はないと思いつつ、現状の情報を正確に伝える。
あとは、選んでいただくしかありません。
考えて選ぶ材料がないのが現状です。
そんなわけで、今回の「じゃらん」の特別号は、よくまとまっています。
付録がコチラ
付録を組み立てると…360度みえます
当館も掲載されています
情報不足解消。
バリアフリー工事より、実はそちらの方が大事なんです。
「でも、どうしたら?」という時は、こちらにお問い合わせください。
山形のバリアフリーのトップランナーですから。
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