旅館ブログ

春風亭昇太ワールド全開!ハッピーな「場」

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春風亭昇太師匠の落語会へ

さすがでした!

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

春風亭昇太師匠の独演会に行ってまいりました。

会場は、シベールアリーナ。
主催は、山辺どんぶり亭さん。

もう嫌が応にも期待が高まります。

昇太師匠は、独特の落語会のスタイルでした。

いきなりの昇太ワールド

びっくりしたのは、最初です。

普通は、前座さんが出てきて、一席やるもんですが…。

いきなり出てきたのは昇太師匠。
しかも、私服です。

パーカーにジーンズというラフなスタイル。

そして、立ったまま、軽いおしゃべり。
それが、会全体のツカミとなっていきます。

雰囲気もできたところで、前座さん登場。

この日の前座さんは、春風亭「昇りん」さん。
なんと山形県中山町出身。

ご実家はリンゴ農家なので「りん」。

演目は、「動物園」でした。

ネコ属の動きが見どころです。

古典多めの昇太師匠

私の中では新作のイメージのある昇太師匠。
この日は、古典が多めでした。

最初は、「替わり目」のフルバージョン。

2席目は、「力士の春」。
短めの新作です。

最後に、「死神」。
長いのきました。

古典も新作も盛り上がりました

落語もさることながら、面白かったのは、昇太師匠のスタイル。

「替わり目」が終わると、おもむろに立ち上がり、講座の上で着物を脱ぎ出しました。
生着替えです。
着物と羽織をその場で着替えて、着ていたものは、舞台袖にポイっと。

そのまま座って、二席目となりました。

あと、2席目の最初は1席目の解説。
3席目の最初は、2席目の解説。
3席目が終わってから、またちょっとだけ解説。

ちゃんと解説がついていて、初心者も取り残されない優しさを感じました。

そんな昇太師匠の落語は、終始ハッピー。
「死神」のような話も、なんとなくホンワカしてて優しい感じ。

いつも立川流が多めの私は、どうもブラックな笑いに慣れすぎているのか、昇太師匠の場の雰囲気を独特とすら思ったほどです。

人柄がにじみ出てますね。

地方でありがちな、笑点メンバーのイジリはなく、落語勝負だったのも気持ちよかったです。

一番注目したのは、「死神」。

呪文のシーンです。
ボケを入れやすいポイントなので、昇太流はどうなのかなー、と思ったら…。

意外にも普通。
その後のお話も、オーソドックススタイル。

死神が、ヒューンと飛んでくところは、独特でした。

あとは、オーソドックスだなーっと、思っていたら…。
まさかのオチがスゴかった。

見たことないタイプのオチで、その後の解説も聞いて、人柄を感じた次第です。

また見たいと切実に思う昇太師匠でした。
きっと来春にオープンの仙台の寄席でお会いできると信じております。

かつてない呪文だった、こしら師匠

私が聞いたことのある「死神」の中で一番衝撃だったのは、立川こしら師匠の「死神」。

もう、呪文が、衝撃。
どのくらい衝撃かというと…ここに書けないくらい。

衝撃すぎて、ちゃんと聞き取れてません。

そのくらい衝撃で面白かった。

そんなこしら師匠が、いらっしゃいます。
今月16日。

生の落語ライブのお時間です。

今回は、どんなお話が飛び出すのか。
超絶楽しみです。

そんなわけで最後は、落語会の告知で終わるという。

今月は、落語を楽しむ月になりそうです。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。