旅館ブログ

上杉さまのお屋敷で。立川こしら師の落語を楽しむ園遊会

31views

落語にも出てくる上杉さまのお屋敷

今日は、落語のウンチクを。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

米沢といえば、キャッチフレーズが「上杉の城下町」

来ていただくとわかりますが、もう建物も文化もあらゆるものが、「上杉さま」。
江戸時代が終わったはずの現代においても上杉家のご当主が遊びにいらっしゃいますし、市民も大歓迎いたします。

上杉神社に祀られているのは、上杉謙信公。
松ヶ岬神社に祀られてるのは、上杉鷹山公。
上杉のお殿様が代々並ぶお墓、御廟所もあります。

そんな米沢で上杉さまのお屋敷といえば、こちら。

上杉伯爵邸

なんとレストランや催しの会場として、現役で大活躍している歴史的建造物です。

落語「黄金餅」の言い立て

「言い立て」。
ドラマで言うところの長ゼリフ。

形の決まった長いセリフとリズミカルに淀みなく言い立てるのが、「言い立て」です。

有名なところでは、「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ…」があります。

さて、この言い立てに「上杉さまのお屋敷」が登場します。

「黄金餅」と言う落語の中の道順の一節です。

上野の山下を回って上野の広小路、新黒門町から御成街道を真っ直ぐに五軒町へ出る。
当時、堀丹波守様というお屋敷がありましたそうで、この前を通って旅籠町へ出る。
仲町、花房町、筋違御門から大通りへ出る。
神田へ出てまいりまして、新石町、須田町、鍋町、鍛冶町、乗物町、今川橋を渡って本白銀町へ出る。
石町から本町、室町から日本橋を渡って通り3丁目、中橋から南伝馬町へ出る。
京橋を渡って真っ直ぐに銀座四丁を突き抜ける。
尾張町、竹川町、出雲町。
新橋の手前を右に切れまして、土橋を渡って、兼方町へ来る。
久保町へ出る。
新し橋の通りを真っ直ぐに、左に曲がって愛宕下から天徳寺へ抜ける。
西の久保から神谷町、飯倉の坂ぁ上がって、六丁目から飯倉片町へかかって、狸穴(まみあな)の通りへやって来る。
右に上杉様のお屋敷を見ながら、左に、当時流行った”おかめ団子”という評判の団子屋の前を通り、左に麻布の永坂下って麻布十番に出た。
坂下町から大黒坂登って、一本松から麻布絶口釜無村の木蓮寺に着いた。

こんな長いフレーズを淀みなく話せるんだから、噺家さんって、本当にすごいですね。

さて、上杉さまのお屋敷。

もちろん、ここでのお屋敷は、江戸の上杉邸です。
米沢の上杉伯爵邸ではないんですね。

そんな落語とのご縁がある上杉のお屋敷。
20日には、立川こしら師匠がいらっしゃいます。

こしら師匠、小野川温泉からついに市街地へ

こしら落語とともに伯爵邸ランチ…
5月20日 上杉伯爵邸の園遊会

ツツジの中でのランチ会。
落語あり、野点あり、お琴あり。

普段できない和の体験が目白押しです。
もちろん、私も応援に駆けつけます。^^

そして、来月は、いよいよ登府屋旅館での恒例の落語会「寄席どうふ」です。

6月11日 立川こしら落語会 in 小野川温泉

と、こちらもちゃっかり告知っす。

米沢で生の落語が楽しめる。
いいですねー。

米沢でも米沢周辺でも落語会をやってみたい方は、お気軽にご相談ください。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。