旅館ブログ

ドラマ「赤めだか」で、たけしさんが表現していたものとは?

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赤めだか落語会

「赤めだか」面白かったです!

予想以上、想像以上でした!

こんにちは。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅をお手伝いしつつ、落語会もやっています。
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

28日放送のTBS年末ドラマ「赤めだか」。
ご覧になりましたか?

ビートたけしさんが、立川談志。
二宮和也さんが、立川談春。

ツイッターを観ていたら、落語も談志も興味なかったけど、ジャニーズつながりでドラマをみて絶賛していた女性陣が多かったです。

そのうちの、何割かでも落語を好きになっていただければ、うれしいなぁと思いつつ、二宮さんの演技、落語も含め、最高でした!

ご覧になった方は、わかると思います。
ご覧になっていない方は、DVDでご覧ください。

今日は、赤めだかオンリーです。

 

似ていたのは、「圧」

実在の人物のドラマというのは、見る側にも難しさがあります。

どうしても、芝居の意味よりも、「似ているかどうか?」に目が行きがちですから。

今回の「赤めだか」。

どうしても視聴者が気になるのは、「ビートたけしは立川談志に似ているのか?」です。

その点は、たけしさん自身が語っています。

このドラマの基本は、談志さんがお弟子さんたちにどういう処遇をするか、落語論をやるっていうことだと思うし、立川談志さんをモノマネしてもしょうがない。

だけど談志の精神だけは分かるという台本になっているので、ある程度間違えなきゃ大丈夫だろうって思いながらやったね。

現実に談志さんを知っている人が見れば、「あのしぐさは違うだろう」 っていうのはあるだろうけど、それをマネしてたら自由にしゃべれないから。
だから意識したのは、お辞儀の仕方とか、悪口言ってるときとか、「やる気がねえ」 って言ってる感じとか…… そのくらいだね。
もっとも談志さんは 「やる気がねえ」 って言ってるときに限って大ネタやるんだけどね (笑)

 

最初から、モノマネをするつもりなくやってらっしゃいました。
モノマネよりも、本質。

仏作って魂入れずにならないよう、ということですね。

 

私が見ていて思ったのは、仕草とか口癖ではなく、似ているには「圧」なんじゃないか?
ということです。

孤高の天才が持つ、独特の「圧」。
特に、師匠が弟子に対して向ける「圧」。

この点は、モノマネが似ている方では演じきれないところでしょう。

見ていてハラハラする「圧」がありました。

 

立川談笑師匠のツイッターに似たようなことがありました。

たけしさんの談志がかっちょいい!
本物の談志よりずっと怖そうなんだもの。
で、私が知る談志はあれよりもっと怖かったw。
仮想インフレの重複だ。

 

配役が見事でした。

 

赤めだか落語会

赤めだか落語会で聞いたお話しを思い出します

 

談春師匠自身が語った、たけしさんが演じたもの

ドラマの放送に先駆けて行われた、「赤めだか落語会」。

濱田岳さん、北村有起哉さん、宮川大輔さんのトークと立川談春師匠による落語が聞けた贅沢な会でした。

そのなかで、談春師匠は…

たけしさんは、師匠の持つ悲しさを演じています。
1回見ただけではわからないかもしれませんが…。

とおっしゃっていました。

 

「師匠」「弟子」「芸」「世間」などの間に生まれる悲しさ。

どうしても避けては通れない悲しさ。

 

たけしさんの芝居からは、モノマネではなく、そこを見ていただきたい。

そして、シナリオからは談志師匠が落語と対峙して見つけた独自の価値観、教育論、原則論を感じてほしい。

お正月が終わって落ち着いたら、またじっくり見てみたいと思います。
ドラマ「赤めだか」。

 

そして、ドラマをみて、落語面白い!立川流気になる!と思った方は、ぜひコチラ↓

【新春落語会+温泉】 第2丁 寄席どうふ 立川こしら師匠再びの巻

立川こしら師匠の落語会を開催します。

「赤めだか」を見た余韻のまま、ぜひお越しください。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。