旅館ブログ

入浴介助の便利グッズ!シャワーチェアとシャワーキャリーの違い

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シャワーチェア

入浴施設にもよくある「シャワーチェア」

慣れてないと、言葉を聞いてもイメージがわきません…。

こんにちは。
車いす旅行を応援しています…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

聞いたことありますでしょうか?

シャワーチェア。
シャワーキャリー。

もしかしたら、名前を知らないかもしれませんが、きっとどこかで目にしたことがあるはず…。

最近ではスーパー銭湯のような入浴施設にもよくありますし、ご家庭でも使っている方が多いです。
それが、シャワーチェア。

 

シャワーチェア

シャワーチェアは、椅子

 

シャワーで水浸しにしてもいいような素材でできています。

当館にも男女の大浴場に1つずつ設置しています。

では、シャワーキャリーとは、なにかというと…。

シャワーキャリーこそ、車いす旅行の救世主

救世主とは、大きく出ましたが、これは革命的な道具です。

お風呂用の濡らしてもいい車いすなんです。

シャワーチェアと何が違うかというと、移動ができるんです。

当館にも1台ございます。
お客様によっては、客室でシャワーキャリーに載せて、そのまま大浴場まで連れてこられる方もいらっしゃいます。
もちろん、浴衣を羽織ってですよ。

大浴場の脱衣場でするよりも人目を気にせず、広々できます。

そのシャワーキャリーとは、こんな感じです。

 

 いきなりシャワーチェアと言っていますが、正しくはシャワーキャリーです

 

まさにお風呂用の車いす。

介護施設なら当たり前のこの便利グッズ。

まだまだ入浴施設や旅館では導入しているところは少ないです。

おそらく、「シャワーキャリー」という言葉自体がまだ知られてません。
ですから、もしお問合せなさるときは、「シャワーキャリーはありますか?」ではなく、「お風呂用の車いすはありますか?」とお聞きください。
動画の私のようにシャワーチェアとシャワーキャリーを混同しているかもしれませんので。

そして、「どこまで入れますか?」も要チェックです。

当館は、シャワーのある洗い場まではOKですが、湯船(浴槽)のなかはNGです。
ですから、お手数ですが、湯船に入る際にはシャワーキャリーから下りていただいております。
申し訳ございません。

車いす旅行で一番難しいのが、入浴です。
最大の壁と言っていいです。

入浴が快適にできれば、旅行全体がスムーズになること間違いなし。

うちは、車いすだから無理だなーとあきらめないで、シャワーキャリーのある宿をさがしてみてくださいね。

きっと「なんとなくバリアフリーの宿」ではなく、「本気で取り組むバリアフリーの宿」が見つかると思います。^^

 

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。