第4丁 寄席どうふ。「立川こしら・立川仮面女子が一門で落語

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ついに4回目の落語会

またまたまたまた、やりました。^^

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

落語を楽しんでほしいんです。

そんなわけで、歌丸師匠が「笑点」ラスト出演という落語会にとって大きな日…。

当館では、落語会を開催させていただきました。

立川仮面女子 『子ほめ』

前座は、立川仮面女子。

前座にしてはいろんなところからお声がかかると評判です。
当館での居残り修行のころよりもさらにたくましくなっていました。

立川仮面女子

子ほめを熱演

『子ほめ』

隠居の所へやってきた八五郎。入ってくるなり、『只の酒飲ませろ!!』と言って隠居を仰天させた。
実を言うと、これは『只(タダ)の酒』ではなく『灘の酒』の聞き間違いであったのだが、八五郎の態度に隠居は呆れ、『口が悪いと損をするぞ』と忠告した。

隠居は、『損をしたくなかったら言葉遣いを直せ』と八五郎にアドバイス。
道で知人に出会ったら、相手に年齢を尋ねて相手が答えたらそれより若く見えるとおだてりすれば一杯ぐらいおごってもらえるんじゃないか。

そして、お世辞の言い方を教わるのだが…。

 

前座修行中の立川仮面女子さん。

今年の2月には、当館で修業していました。

旅館での修行の様子
エピソード14まで!立川仮面女子、温泉旅館での前座修行噺

そんな彼と会うと必ず聞く質問があります。

「何席くらいできるようになったの?」

立川流の昇進の基準は明確です。
前座から二つ目には、50席(ストーリー)の落語を覚えなければなりません。

前回は、8席でしたが、今回は15席。
着実に増えています。

東京なら勉強会もやっていますので、お近くの方は気軽に見にいってみてください。

立川こしら 『長屋の花見』

まくらでは、登府屋旅館で落語会を行うにあたっての経緯を詳しく説明。

「今さら、あの話?」と思ったかもしれませんが、ワケは会場の最後部にいた山形新聞の記者さんにありました。

取材への返答も兼ねて、立川仮面女子の命名権の話と私とのなれそめをお話しいただきました。
記者さんもまさか高座からマクラで取材に応じるとは思わなかったでしょう。

そして、こしら師匠の1席目は、「長屋の花見」。

立川こしら

「長屋の花見」こしらバージョン

長屋の連中が大家に呼び出され、たな賃(家賃)の催促か?とビクビクしていると…
大家が「たまには花見でも」と花見に出かける噺。

こしら師匠の落語は、あいかわらず、独創的です。
通常より怖い大家でした。

気に入らなければ、どんどん追い出されるという独裁大家。
面白すぎる。^^

 

立川こしら 『お神酒徳利』

2席目は、「お神酒徳利」。

旅館の番頭が主人公。

ご先祖さまが徳川家よりいただいた家宝の御神酒徳利を盗られでもしたらたいへんだと、かよい番頭の善六がとりあえず水瓶のなかに沈めておいた。
ここまでは上出来だったが、なんと善六はそのことをすっかり忘れてしまった。

すると宿の者たちは「大事な御神酒徳利がなくなった」と大騒ぎ。
家へ帰った善六は水瓶のなかへ入れておいたことを思い出したが、いまさら「自分が忘れておりました」とはいい出しにくい。

そこで、女房の入れ知恵もあって、そろばん占いで徳利の行方を占うということにした。
適当にそろばん玉をはじいて台所をウロウロ、とどのつまり水瓶のなかの御神酒徳利を見つけ出すという企みがまんまと図に当たる。

たまたまその日に泊まっていたのが、大阪の鴻池善右衛門の支配人。
その支配人が善六に「是非大阪までいってほしい」と頼み込む。

それというのも、「鴻池の娘が床について、どんな名医に診せても癒らない。そこでなんとか善六に占ってもらいたい」というのであるが…。

普通の落語ならば、「あ、ここでサゲ(オチ)だな」となるのですが、こしら師匠の御話はまだまだ続きます。
「あれ?この先どうなるの?」

聞いたことある人にも驚きの展開。

後半部分は、名探偵コナンの青山さんにヒントを得て作ったそうです。
渋谷で行われている「シブラク」でも演じたパターン。

いつか行きたいと思っていたシブラクが小野川温泉で聞けるとは、うれしいですねー。

そんなわけで、次回もまた開催しますよ。
お楽しみに。^^

 

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