裏方が裏方でなくなる日。旅行会社の生き残る道
この記事は6分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
人がいるのはプラスなのか?マイナスなのか?
消費税が上がると、また白黒つきますよね。
こんにちは。
今日はウラのネタです…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人(@naaot)です。
昨日、人生のパイセンTVを見まして…
ふと思いました…。
裏方が裏方らしくしている時代は終わった…、と。
顔と名前を出す
人生のパイセンTVでビックリしたのが、スタッフさんまで顔と名前を出しているんです。
これまででもバラエティ番組では、スタッフがタレント化していたことはあります。
例えば、「オレたちひょうきん族」のプロデューサーズ。
「ガキの使いやあらへんで」の菅プロデューサーやヘイポーさん。
でも、人生のパイセンTVは、なんか違うんですよね。
ADさんまで顔と名前を出している。
「自分たちは、裏方だから…」
と思っていれば、出なくてもいいんです。
でも、番組の一員として、顔と名前を出しています。
これって、できそうでなかなかできません。
旅行において、旅行会社は裏方を徹底しています。
特に、リアルのエージェントは、たくさんの優秀な人がいるなかで、裏方に徹しています。
顔も名前も出さず、ネットエージェントのシステムに立ち向かおうとしている。
もったいないです。
あげく無駄な店舗とか、人材が多いということで、リストラ。
もったいないです。
フェイスブックは会社で禁止しているところもあるほど。
せっかく人がたくさんいるのに…。
まずは、顔と名前を出してみる。
それだけで、確実にネットのシステムより一歩先にいけます。
意見を発表する
顔と名前を出して何をするか?
パソコンやサーバーと同じことをしてはいけません。
業務の処理をしててはいけません。
「個」として、なにかを発信する。
ブログでも、ツイッターでも、フェイスブックでも、ユーチューブでも、なんでもいいんです。
とりあえず、発信してみる。
例えば、裏方であるはずの雑誌の編集長がブログで発信していたりします。
編集長なんだから、裏方でいいはずなのに…。
でも、編集長がブログを書くことで、その雑誌を作る人の考えが相手に伝わります。
意見は人それぞれ、だからこそあなたにしかできないものがあります。
「旅行のプロが教える通好みの温泉ブログ」
「1週間に5日ビジネスホテルに泊まる営業マンの47都道府県ビジホランキング」
「行くなら今でしょ!女子旅の穴場ブログ」
こんなタイトルのブログをプロとして書く。
絶対にネットエージェントにはできませんから。
画一的な店づくりをやめる
昔、旅行会社が繁盛したのは、旅行の情報があったから。
今、旅行会社が困っているのは、旅行の情報しかないから。
本部で作ったパンフレット置き場に終始していると、インターネットにかないません。
つまり、店に個性がない。
旅行会社でも渋谷店と新宿店と巣鴨店と新橋店では、ガラッと変わっててもいいはず。
でも、大差ない。
どこに言っても同じようなお店。
どこにでもありそうなパンフレット。
どこかで見たような紙面。
面白くないんですよね…。
「このタワーレコードのようなお店になれば…」
行くことが目的になります。
どうして、それで生き残れるようになるのか?
たったそれだけで、生き残れるのか?
生き残れます。
なぜなら…
この話は、けっこういろんな旅行会社の方にお話ししました。
でも、誰もしません。
「そうですよねー。」と同意はいただきますが、やったためしがない。
だから、やってしまえば、他社にはマネできないんです。
そして、ネットエージェントにもマネができません。
リアルの店舗がないから。
そんなわけです。
もはや、裏方は、裏方ではなくていいんです。
その気持ちで見直せば、新たな地平が広がっていますよ。
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