忌野清志郎さんと私。
この記事は8分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
5月2日は、忌野清志郎さんの御命日です
ゴールデンウィークの度に思い出します。
こんにちは。
忌野清志郎さんが大好きな…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。
いつもいつもゴールデンウィークになると強烈に思い出します。
あの日、お客様の夕食のピークを終え、一段落してホッとしていたときでした。
「キヨシロー、死んだらしいよ。」
客室のテレビのテロップで流れたニュースを見て、スタッフが伝えてくれました。
衝撃でした。
ちょっと前にガンを克服してステージに立ったばかりでしたから。
そんなわけで、忌野清志郎さんとの思い出を少々。
忌野さん、最高にファンです
RCサクセションからではない始まり方
思えば、一番最初に買ったCDは、カップラーメンのCMで衝撃を受けた…
♪ずっと ゆめーを見てー
安心してたー
ぼくはー
デイドリームビリーバー そんで
彼女はクイ~ン
「タイマーズ」
中学生ながら「すげーバンドだー!!」と思って、CDをゲット。
しかし、それ以降、あまり見ない。
CDが、でない。
なにしろ音楽についてよく知らない中学生でした。
う~ん…、と待っていると、なんか似た声の人が歌ってる。
「似ている声…」というか、声に特徴ありすぎで、明らかにそうでしょ?
「RCサクセション」というバンドらしい。
ウソのようですが、 タイマーズ → RC という希有な出逢い方なのです。
ちなみに、「デイ・ドリーム・ビリーバー」が、モンキーズのカバーだと知ったのも、かなりあと。
まぁ、「ブルーハーツ」がドンピシャな中学時代でしたから、年代的に下だったというのもあります。
そして、その後、RCのCDを買いました。
買いまくりました。
最初に買ったのが
「COVERS」。
たまたま手に取った、カバー曲ばかり入ったアルバムでした。
この人は、カバーしかしてないのかな?
と思ったりしました。
名作ですよね。
いろんなミュージシャンが参加していて、坂本冬美さんとか、桑田圭祐さんとか、泉谷さんとか、ホントに大勢。
で、洋楽を日本語詞でカバーするという。
斬新すぎる。
いろんな意味で楽しめるアルバムでした。
ここから、原曲を探したり、
サポートメンバーのふだんのバンドを探したり。
音楽の世界が広がりました。
モンキーズもそうですが、ビートルズ、ストーンズ、プレスリーなど
忌野先生を基点に広がりました。
のちのち知りましたが、原発反対でアルバム自体が発売停止になったんですよね。
清志郎さん37歳でこれを作るんだから、スゴすぎ…。
ちょうど、RCサクセションの何周年か記念ということで、昔のCDが大幅に安くなり、さらに買いまくり。
同じバンドのCDを買っても買っても、買い切れないという。
ライブ盤もあったりして、大いに楽しみました。
いろんな曲があるなぁ、と。
同じバンドで深く掘り下げて、勉強できました。
特に好きなのは、「Oh、Baby!」ですかねー。
まさか…隣に並んだ瞬間!
そんな大先生と…
ついに…
お会いするという…
類まれなチャンスが訪れたのは、大学のとき。
学生のアルバイトで「コンサート警備」というのがあります。
あのときは、RCでも 23s でもなく、
「忌野清志郎+リトル・スクリーミング・レビュー」 でした。
私の持ち場は、楽屋前!
おお!なんというラッキー!
さらに、ラッキーは続きます。
なんと、小雨。
なんと、傘でお出迎え。
車から降りてくる清志郎さんを傘でお出迎えし、楽屋入り口まで案内するという…。
至福のひとときでした。
さすがに「おつかれさまです」とかしか、声かけられませんでした。
でも、その瞬間、世界のだれよりも 清志郎さんの一番そばにいた人間はわたしなわけで…。
楽屋前の持ち場なのにホールに入ってこっそり見たりして…
怒られましたが。笑
アンコール前に楽屋に戻ったときのオーラ出まくりな感じが忘れられません。
そんな清志郎さん。
亡くなるときもセンセーショナルでした。
ガンをブルースに例えて、入院。
「完全復活祭」と銘打って、復活ライブ。
「大丈夫」と安心したころ
日本中がゴールデンウィークに向けて、色めきたつタイミングで
まさかの訃報。
残念で仕方ないですが、偉大な足跡です。
特に、終盤の作品では、自分(RC)を肯定したり、夢に向かって、前向きな詩があったり、ジョン・レノンのようでした。
音楽だけでなく、考え方の面でも偉大でした。
特に、反原発。
まるで予言のごとき先見性でした。
いつでも心に流れています。
心に刻まれた名作ばかり。
ご冥福をお祈りしていますが、亡くなったような実感がないんですよね。
あまりにも明確に思い出せるので。
たくさんの影響をありがとうございました。
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