新たな柱を!元湯陣屋 宮崎知子先生のご講演
この記事は4分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
山形県旅館組合青年部50周年!
ついに半世紀。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
業界のお話で恐縮ですが、この度、山形県旅館組合青年部は50周年を迎えました。
天童温泉の「ほほえみの宿 滝の湯」さんを会場に、記念式典が開催されました。
お世話になっている国会議員、県議会議員の皆様や全国部長、歴代部長ほか、多くのご来賓に見守られながらの式典となりました。
記念式典のあとは、記念事業として第1部は講演会。
元湯陣屋の宮崎知子先生をお招きしてのお話を伺いました。
元湯・陣屋といえば、今や宿の名前はもちろんのこと、システムの名前が有名です。
陣屋コネクトという旅館の基幹システムを開発し、販売し、他の宿の経営効率化のお手伝いまでなさっているお宿です。
社員は、週休3日。
お宿も1週間に4日しか、宿泊をとらない。
国の掲げる生産性向上のお手本のような宿です。
今回は、その経緯や裏側をいろいろとお聞きしました。
冒頭にたくさんの数字を出していただいたんですが、もう全てが革命的な数字です。
1週間に4日しか営業しないで成立するという。
それでいて、年々、客単価も上がってきている。
細かいお話はマニアックすぎて書きませんが、陣屋さんの存在がすごいです。
存在自体が希望の星
陣屋さんのスゴさは、なんといってもその存在です。
週に4日営業なんて無理。
社員が週休3日なんて無理。
客単価5万円なんて無理。
自己資本比率50%なんて無理。
離職率3%なんて無理。
スタッフの平均年収400万円なんて無理。
1人あたりの生産性1250万円なんて無理。
と言いたくなるます。
思いついても、あきらめたくなります。
そんなことできるわけがないと。
でも、実際、そんなお宿が同じ業界にあるわけです。
存在自体が、革命なお宿です。
そんな風にできるという意味では、存在自体が業界の希望です。
新たな柱を持とう!
宮崎先生のお話で印象的だったのは、新たな柱を作るということ。
宿泊がメインで、日帰りがサブ。
ほとんどの旅館のパターンです。
うちもそうです。
そんな業界にあって、システム開発と販売、さらにウェディング事業など、全く違う柱を作って、お宿を再生させて来られました。
既存の経営構造から抜け出すための革新。
新たな一歩を育てて、柱に。
陣屋さんは、それをちょっとずつ、でも着実に行って、生まれ変わっていったのがよくわかりました。
私もそうなれるよう、がんばりたいと思います。
宮崎先生、ありがとうございました。
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