荒けずりでいい。はじめの一歩は、本人しか踏みだせない
この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
勇気をだして初めての高座
とりあえず、いけよ。
いけばわかるさ。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
迷わず、いけよ。
いけばわかるさ!なら、かっこいいんですけどね。
いやー、迷いに迷いました。
「燃える闘魂」ではなく、「煮えきらない逡巡」。
先日のエクスマ合宿。
夕食後の微妙な時間にやらせていただきました。
落語。
「なんで旅館なのに落語?」
「そんなに落語好きなの?」
「落語したことあるの?」
はたから見たら、おかしなことに見えるんでしょう。
元々は、三年くらい前。
実は、ものすごい背中を押していただいていました。
その辺りは、ハッピー橋本さんが、書いてくださいました。
そう。
藤村正弘先生から、直々に言われていた。
あなたもきっと道のりは、わかっている。でも…
でも、迷いに迷った。
自分なんかが落語やっていいのか?
表向きの言い訳は、
「伝統芸能である落語を素人の私なんかが…。」
本音の言い訳は、
「つまらないと言われるのでは?」
「したことないのにできるのか?」
「変に思われないだろうか?」
他にも山ほど言い訳がありました。
だいたい、笑いを前提に人前で話すなんて、華のある人がやるもの。
「自分に果たして、できるものか?」
というメンタル面での逡巡が大きくありました。
また、物理的な言い訳もチラホラ。
着物がない。
着物の着方がわからない。
どう稽古したらいいのか、わからない。
どこで発表したらいいのか、わからない。
などなど。
幸い立川こしら師匠とも懇意にさせていただく中で、実際どうなのかも教えていただきました。
「鈴の家 直吉」という名前までいただいちゃいました。
時間とともに足りないものが、少しずつ解決してきました。
条件としては、揃った。
しかし、やはり一番のネックは、「やっていいのか?」です。
荒けずりと呼ぶと、荒けずりに失礼なくらいの芸。
ちょこちょこ小噺をやってきましたが、今回は、20分程度のちゃんとしたネタ。
正直、受けるのか、滑るのかより、「やっていいのか?」の方を最後まで迷いました。
でも、やってみた。
超絶に荒けずりですが、やってみた。
結果、受けました。
笑いを取ったというより、受け止めていただきました。
世辞愛嬌なのは百も承知ですが、みなさんに受け止めていただき、ホッとしました。
やってもいいんだな、と思えました。
これまで迷っていたのも、しょうもなかったな、と思えました。
とどのつまり、本人。
やりたいことができないのは、他の条件のせいではなく、すべて本人次第。
特に、迷うタイプほど、本人次第。
荒けずりでもいいから一歩踏み出してみる。
するとまた、見える道がある。
完璧に支度して出かけるよりも、一歩ふみだしながら、直していく。
それでいいんだと思います。
今回ご覧いただいた皆様、至らぬ芸でしたが、見ていただき、本当にありがとうございました。
研鑽を積んで、形にしていきたいと思います。
いつかお客様の前でちゃんとやるのを目標に稽古に励みます。^^
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