経営者なのにビジネス書コーナーしか見てないなんて!みたいな話
この記事は7分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
「新版」安売りするな!価値で売れ!出版記念セミナー
5年前の事例がもう通用しない時代。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
劇的に環境が変化する時代。
時事刻々、日進月歩どころか、秒進日歩で変わっています。
そんな時代の流れをつかむ一冊「新版 安売りするな!価値を売れ!」の出版記念セミナーに行ってきました。
受付では、アマゾンでもまだ売っていない新作をゲット。
実は、「安売りするな!価値で売れ!」は5年前に発売された本。
それが、5年のときを経て大幅リニューアル。
5年のときを経てって、「たった5年?」と思ってしまいそうですが、この5年は、大きな変化がありました。
なんといっても、5年前、私は初めてアンドロイド系のスマホからiPhoneに変更。
そのときのバージョンが、4Sでした。
この5年でマスの勢いは、どんどんなくなりました。
マスで集客していた企業は、どうしていいやら悩んだと思います。
マスの凋落の影でグングン伸び、浸透するSNS。
そこで何が起こっているのかが、よくわかる一冊です。
さて、肝心のセミナーは、短パン社長の司会で始まり、流れた曲は、ビートルズの「Help!!」。
時代の進歩の中で右往左往している企業の悲痛な叫びのような選曲でした。
そして、藤村正宏先生が登場。
ビートルズの話から、ビジネスにおける思想の話へ。
ゲスト講師の澤山哲也さんは、工具の価値を伝えるために動画をフル活用した事例を紹介。
特に「酒と動画」が衝撃でした。
もう一人のゲスト、藤井雅範さんは、村上春樹の文学からビジネスへの展開を語りました。
「朗読」って、読むだけだと思っていたのに、ここまで破壊力があるとは。
そんなお二人の具体的事例満載の講演のあと、藤村先生がスゴかった。
教養とは、リベラルアーツ
教養の語源は何か?
「リベラル・アーツ」。
この言葉を日本語にしたときにできた言葉が「教養」。
リベラル・アーツをそのまま訳すと「自由になる技」。
自由になる技なのです。
ビジネスをする上で、経営者は、もっともっと「教養」を身につけ、自由になっていいんです。
「自由になるために教養を学ばなければならない」とも言えるし、「教養を身につけ、自由にビジネスをしなければいけない」とも言える。
「自由」を考えるために、いかに今の自分が「不自由」かを考えてみる。
ビジネスを不自由にするもの。
例えば…
・会社なら当たり前な「売上」と「利益」への盲信
・法律でもないのやけに縛られている業界の常識
・やっちゃいけないと思っている勝手な思い込み
・旅館は泊まる場所、それ以上の発想を妨げる決めつけ
そんなもの全てです。
いつのまにか行動を制限するものに囲まれ、せまいワクの中でビジネスをしてしまう。
これって、とっても危険です。
「もしもあなたが、この図書館を自由に活用して、ビジネスに活かしなさい。」
そんな課題を与えられたら?
ビジネス書のコーナーだけを読みますか?
他にも推理小説も、恋愛小説も、漫画も、実用書もあるのに…。
映画のDVDや絵本もあります。
ビジネスだからと勝手にビジネス書しか読まない。
そんな思考になっていませんか?
なんの本を読みますか?という話ではなく、どんな思考ですか?という話。
もし、ビジネス書しか使わない傾向があるなら、危ないです。
急速な時代の変化の中、はたしてビジネス書だけで生き残れるでしょうか?
もっと、多様なものに触れ、組み合わせ、誰も見たことがないようなものを生み出す。
それが、「自由」。
リベラル・アーツを手にして、自由になる。
経営者は、「いかにもなビジネスの学び」でただ売上を上げるだけでなく、もっともっと学び、自由に社会を変えることができる。
その可能性を実感したセミナーでした。
今までビジネス書しか読んでないと不安になった方…。
大丈夫です。
「新版 安売りするな!価値で売れ!」を読んで、自由の入り口に立ってみてください。
あとは、行動あるのみです。
今回も、素敵なセミナーをありがとうございました。
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