便利の先の不便。人気が空席を呼ぶ、転売パラドックス
この記事は5分ぐらいで読めます♪お付き合いください^^
ネットとスマホで便利になった反面
きっと過渡期なんだと思います。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
最近知った便利なサイト。
チケットキャンプ。
あのmixiが手がけるチケット専門の転売サイト。
チケットの転売といえば、ダフ屋さんが有名ですが、そこまで高額ではない中で取引されています。
これまでは、ヤフオクで転売されていたものは、チケット専門ということで、ヤフオクよりも簡単に見つかります。
今回、東京で開催の落語会のチケットをゲットすべく使ってみました。
簡単に良い席が取れました。
ユーザーとしては、待ってました!と言いたいサイトです。
しかし、このサイトと「コンビニ発券」を組み合わせると簡単な小遣い稼ぎができちゃいます。
①チケットぴあなどで、チケットをゲット。
②チケットキャンプで販売。
③購入者にコンビニ発券の番号を伝える。
④購入者が番号を元に最寄りのコンビニで発券。
今までなら、チケットという現物を発送しなければなりませんでしたが、メールで番号を伝えるだけで発券は相手任せ。
なんという便利な時代。
おそらく、手軽な小遣い稼ぎとしてバイト感覚でやっている方が多数いるようです。
すると、人気のあるチケットほど、転売目的の方が手に入れてしまいます。
売れればいいですが、売れない場合には、人気があるのに空席になります。
古くはダフ屋さんによって行われてきましたが、今、デジタルになり事態は深刻になっています。
人気の公演なのに、空席。
それも、一番前の真ん中とか。
こうなると演者側にとってもマイナスです。
ただチケットが売れればいいわけではなく、会場の雰囲気にも関わってきますから。
便利の先は、不便に戻る
「悪貨は良貨を駆逐する」と言いますが、まさに同じことが起きはじめています。
本来、その公演を見たい熱烈なファンがチケットを買えず、代わりに金銭目的で手に入れたものの売れないチケットが空席になる。
チケットキャンプなんか使ってるから、そうなる!
といえば、元も子もありません。
でも、しばらく、この素人ダフ屋は、増えるでしょう。
そこで、新たに行われているのが…。
チケットの手売りです。
「なにそれ?アナログ!」
一見アナログなチケットの手売りが密かに行われています。
例えば、ある落語家さんの定例会のような落語会の場合。
会が終わった後に、次回のチケットをその場で販売。
会場の座席図もつけて、好きな席のチケットをゲット。
こうすれば、ちゃんと会に足を運んでくださった熱心なファンに良い席を買ってもらうことができます。
どんなに便利なものも、悪用されはじめたら、不便でもまともなものに戻る。
本来、チケットキャンプの目的は、「行きたかった人」が行けなくなったけど、空席を作らないよう転売するためだったはず。
それが、悪用されると、結局、行った人にまで迷惑になります。
転売サイトは、なくならないでしょうが、良識を持って使いたいですね。
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