「IoT」で旅館の厨房がどう変わるか?フロリダ族セミナーでの妄想
この記事は7分ぐらいで読めます♪読み応え十分!どうぞお付き合いください^^
フロリダ族という「族」がある
大和にいってきました。
3世代でもラクラクのバリアフリー旅をお手伝い。
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。
神奈川県大和市の駅前にそびえたつ「フロリダ」。
昭和な香り漂う喫茶店です。
隣には、広いダンスホールのスペース。
このフロリダには、SNSの使い手たちが「族」のように集まり、SNSの使い方を学び、実践しています。
ダンスホールでは定期的に「フロリダ族セミナー」が行われています。
参加してきました。
今回のスペシャルゲストは、エクスマ創始者の藤村正宏先生。
講師に、フロリダ族の生みの親・勝村大輔さんとミッツこと吉川光洋さん。
ともの美容室の経営者です。
セミナーのテーマは「SNS」でした。
SNSとビジネスの結びつけ方をサッカーや漫画にもからめながら、わかりやすく解説した勝村さん。
経営者としての苦悩と自分自身の行動で会社がどう変わったかを話した吉川さん。
エクスマ的なSNSの捉え方から、近未来の出来事まで幅広く語った藤村先生。
藤村先生が語ったなかに「IoT」についてお話がありました。
日本語でいうと、モノ・インターネットです。
モノとインターネットがつながり、生まれる大きな革新。
エクスマのセミナーを聞いていると、いろんなことが頭をよぎります。
直感ともアイデアともなんとも荒唐無稽なことがいろいろ浮かびます。
今回、私は、業務用冷蔵庫が思い浮かびました…。
進化なく使われつづけてきた業務用冷蔵庫
先日、とある冷蔵庫メーカーの方とお話する機会がありました。
「家庭用の冷蔵庫は『真空チルド』とか『勝手に氷』とか様々な機能の進化がありました。業務用冷蔵庫はどんな進化がありました?」
と聞いてみたら…
そういう進化はないそうです。
「省エネ」や「効率的な冷却」での進歩はありますが、革新的な進化はない。
冷やす箱。
厨房で昔から使われてきた冷蔵庫を買い替えても、機能は変わりません。
でも、業務用でIOT(モノインターネット)がつながると、どうでしょう?
藤村先生のお話を聞きながら、妄想してしまい、ワクワクしたお話をツラツラ書きます…。
ある日の厨房。
「今日から新しい冷蔵庫を導入しました。
この冷蔵庫は、インターネットにつながっているし、いろんなアプリも入っています。」冷蔵庫に材料を入れるときには、登録。
すると、在庫管理をしてくれる。冷蔵庫の全面は大きな液晶画面になっており、
「豆腐5丁 賞味期限3月10日」
といった表示が出る。インターネット上のレシピサイトからレシピを検索し、今ある材料で最適な料理を考えてくれる。
さらに、足りない材料があれば、ワンクリックすれば、購入でき、付近のスーパーからドローンが運んでくれる。ここまでは、家庭用の冷蔵庫でもできるだろう。
業務用となれば、さらに機能が加わる。
予約サイトからの予約情報とリンクし、材料を手配してくれる。
その日の予約情報を解析。
「米沢牛ステーキの注文20枚あり。在庫14枚。
足りない分を注文しますか?」注文は、インターネット経由で。
配送は、ドローンで。これまでは、厨房スタッフが在庫を数え、予約帳で人数を確認し、計算し、電話やFAXで発注していた。
それを冷蔵庫がやってくれる。配送も車と人間が必要だったのが、ドローンだけになる。
すると、作業は減り、食材の無駄や間違いもなくなり、いいことづくめ。
SFのような荒唐無稽と思うかもしれないが、実現するのはそう遠くないはず。
なーんてことを思ってました。
「いつかはそんな風になるんだろうなー」と思うかもしれません。
そのいつかは、10年以内ではないかなと思います。
そのとき、みんないっせいに冷蔵庫を買い替えるのかな?
冷蔵庫メーカーよりアプリメーカーがチカラを持つのかな?
すると調理側はどうなるかな?
と、いろいろ妄想してしまいました。
「アプリとかネットとか嫌いだし!」という経営者でも効率性を考えたらそのときはきっとモノインターネットを使うんでしょう。
「日本のものづくり」の復活のカギは、モノではなくインターネットにあって、「日本のアプリづくり」をしてから「アプリに合わせたものづくり」をすればいいんじゃないかなーって、思いました。
復活どころか、覇権にぎれます。
楽しい未来はすぐそこです。
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