旅館ブログ

選挙カーも、チラシもいらない!「スマート選挙」の時代

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よくよく考えると前時代的な手法ばかり…

前回の記事が好評だったので…。

こんにちは。

読んだ方のいっときのカタルシスになるかもしれません…。
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

前回の記事を書いてみて、改めて思いました。

選挙って、手法が古い!
古いだけじゃなく、本末転倒になってる!

公職選挙法という法律のため、できることと、できないことがあるのは、わかるんですが…。

あまりにも…。

 

「子育てを応援します!遠藤直人!遠藤直人です!よろしくお願いします!」と絶叫する選挙カー。
去ったころ、ようやく寝かしつけた子どもの絶叫と号泣。

笑えません。

 

「CO2を削減し、環境を守ります!」と絶叫し、渋滞を起こす選挙カー。
「お客さまに喜ばれる商店街に!」といいつつ、通行の妨げになる選挙自転車。

笑えません。

 

 

観光で訪れるお客さまのために、「景観を整えましょう。補助金も出しましょう。優れた景観には賞も!」。
そんな税金で整備した景観のなかに現れる原色で強烈なポスターや、のぼり。

笑えません。

 

「ゴミは減らしましょう。」とゴミ袋を有料にしてまで取り組むなか、漠然としたスローガンとともにまかれるチラシやパンフレット。

笑えません。

 

「選挙=顔を売る」なのは、わかります。

これまでの選挙は、「市民のため!県民のために!国民のために!」といいながら、選挙期間中は、市民や県民が国民が不利益を我慢する期間になってしまっています。

 

もしこれが、民間企業だったら、絶対にクレームになります。

「登府屋旅館です!泊まりにきてください!」と朝から晩まで、町内をまわる宣伝カー。

いたるところに貼られた「登府屋旅館」の看板やポスター。

帰ってくると家のポストに入っている、宿のパンフレットやチラシ。

入れかわり立ちかわり、玄関を訪れる営業マン。

もはや、民間では積極的に行わない手法ばかりです。

 

「ウザがられてるのは知ってるけど、しょうがないよね、選挙だもん。」

これまでは、手法がアナログしかなかったから、仕方なかったのかもしれません。

 

誰が始める?スマート選挙

間違いなく、「スマート選挙」の時代が来ます。

デジタルが苦手な方々が公職選挙法で規制しない限り…。

 

すると、選挙も変わります。

通常の期間 = 人々とつながる期間

選挙期間 = つながっている人々に考えを聞いてもらう期間

 

選挙期間以外は、有権者とつながる期間。

ブログで考えを述べ、ツイッターで広げ、フェイスブックでつながる。
発信するだけでなく、フェイスブックから有権者が今どんな生活をしていて、どんな課題があるかも知っておく。

 

いざ、選挙期間になったらつながっている有権者に考えを聞いてもらう。

選挙カーなし、紙媒体なし、戸別訪問なしの選挙運動。

フェイスブックでイベントを立ち上げ、話を聞きにきてもらう。
フェイスブックだと参加者も見えるので「〇〇さんが行くなら…」と集まりやすい。

不特定多数へのお名前連呼スタイルから、選んでもらった方にちゃんと語るスタイル。

そうはいっても、民間企業ですら「効果がない!経費はかかる!」とわかっている折込チラシひとつでも、なかなかやめられないもの。

いきなり選挙カーゼロは、難しいかもしれませんが、ソーシャルにシフトしていく下地づくりは、できそうです。
なにより、通常の手法よりお金がかかりません。
より、ちゃんと話を聞いてもらいたい新人候補向きですね。

 

選挙カー選挙はお金がかかるらしい…

 

投票のネット化などもありますが、まずは選挙活動をソーシャル化していただけると、政治家の皆さんにとっても有権者にとってもメリットが大きいと思います。

特に、ソーシャルで個々につながれば、個人の寄付が集まりやすくなります。

候補者側にとっても、うれしい話だと思うんですが…。^^

 

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。