旅館ブログ

2020年は温泉むすめ飛躍の年。きっと温泉地同士が…?!

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小野川温泉の雰囲気が変わった10月1日

ムードって大事。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

明日、温泉むすめの重大発表が行われるであろう12月25日の一日前。
24日の深夜に書いています。

令和元年も残すところ、1週間。
平成が終わった年が終わります。

今年の後半は、ひたすら温泉むすめでした。

10月1日に温泉むすめ・小野川小町ちゃんが誕生し、米沢市のおしょうしな観光大使に就任。
11月19日にはクラウドファンディングが成立。
12月1日からは「みちのくスタンプラリー」がスタート。
現在、東北5県、14温泉地、61施設によるかつてない規模のスタンプラリーが行われています。

そして、61箇所を実質3日で回ってしまった猛者が数名。

衝撃の展開は、企画者冥利につきます。

温泉むすめは企画したくなるコンテンツ

世の中には、いろんなコンテンツがありますが、温泉むすめは、企画してて楽しいコンテンツです。
全国で120人もの温泉むすめがおり、120人それぞれイラストレーターが違い、120人それぞれに声優さんがついています。

一見、ゆるキャラに似ていますが、たいていのゆるキャラは、しゃべれません。
さらに、ゼロからゆるキャラのファンを作らねばなりません。
温泉むすめは、キャラクターそのものの他にも、声優さんのファン、イラストレーターさんのファンがいます。

そんな様々な方面のファンの皆様に喜んでいただけるよう、企画ができるので、とても幅が広いです。
発想を広げやすいです。

半信半疑とキッカケ待ち

2020年は、温泉むすめにとって、また温泉むすめを持つ温泉地にとって飛躍の年になると思います。

当初、知らなかった温泉地の方々が、ここに来て、関心を持ちはじめました。
ちょうど今は、玉造温泉、三朝温泉、皆生温泉など山陰地方に動きが出てきています。

半信半疑だった温泉地側が、おそらく地域のキーマンにより、ようやく腰を上げはじめました。

この半信半疑をいかに解消するか?
キッカケしかないと思います。

地域の誰かが知るキッカケ。
地域のキーマンが考えるキッカケ。
地域が動き出すキッカケ。

みちのくスタンプラリーがちょうどよかったのは、飯坂温泉が盛り上がってきて「お、なんだ、なんだ?温泉むすめって?」となっているときに、周辺温泉地に声をかけられたことです。

半信半疑が揺らいだときにポンと背中を押すキッカケ作りができました。

そして、各地のキーマンが、自分の地域をまとめたり、隣の温泉地に声をかけたりして、「とりあえず、やってみるか」という雰囲気ができました。
温泉むすめでなければ、あり得ない広がりです。

「全員が100%納得してのGO!」は、あり得なく、きっとどこかに半信半疑があるものです。
それは仕方がない。

でも、キッカケをもらって、一歩踏み出してみるのは、がんばればできる。
なせばなるです。

来年行われる全温泉地120箇所でのスタンプラリー。

これぞ、運営のエンバウンドさんによるキッカケです。
「スタンプラリーやりますよ。温泉むすめでちょっと動いてみませんか?」 

いざ、動くとなれば、ちょっとでは済まないのが温泉地のサガ。
飯坂温泉を視察しては、「なるほど、こうやるのね」と納得した上で、自分の温泉地にあった企画を考えるものです。

いざやってみると、なるようになるもの。

来年は、それが各地で起きると思います。

ですから、温泉地同士の企画合戦が、来年行われ…る気がする。

温泉むすめのいいところは、イラストレーターさんも声優さんも違うので、同じ発想で企画しても自然と違う取り組みになります。

いつか、各温泉地が集まって、「うちの温泉地では温泉むすめでこんな企画をした」というシンポジウムをしてみたいものです。
さらに、そのプレゼンをファンが投票。

「ファンが選ぶ、温泉むすめナンバーワン温泉地」が年末に決まるような。
「今年の漢字」のように「今年のむすめ」が決まるような。

日付変わって、本日行われる発表もきっと温泉地を後押しするものになると思います。

日本政府が発表するくらいですから。

オリンピックイヤーに向けて、全国規模で、インバウンド客が動くような…そんな中身じゃないかなと、予想します。(ちなみに、関連情報は何も知りません。)

東京に集まった外国人に温泉に行ってもらう。
Welcome to Onsen。

具体的に何かは、全然わかりません。

発表が楽しみです。
いずれにしても、来年は、温泉むすめ飛躍の年。

小野川温泉もますます頑張ります。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。