旅館ブログ

バリアフリーと落語の宿って、なんで落語なの?

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変な組み合わせがなぜ生まれたか?

変って言われても…。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

「バリアフリーと落語の宿」。
いきなり言われると「ん?」となりますよね。

カタカナと伝統芸能ですから。

でも、この2つの組み合わせは、なかなかよいものがあります。

まず、バリアフリーについて。
常々お伝えしている通りですが、実は、東北には、特にバリアフリーの宿が少ないです。

そんな折、「うちくらいは受け入れしてもいいんじゃないか。まずは、1室から始めてみよう!」とバリアフリー特別室を作ったのがキッカケです。

車椅子に対応できるようなバリアフリーは、障がいだけでなく、高齢社会の受け入れでもあり、マタニティママやお子さんにも優しいものです。
この辺りは、ご理解いただけれると思います。

では、落語は?

落語は、表向きには、「車椅子の方でも楽しめる娯楽」「旅館では夕食後の楽しみがないから」とお伝えしてきています。
それはそれで、本当です。

でも、1番の理由は「私が好きだから」です。

東京に落語を見に行くなら、同じ交通費で落語家さんを呼んだらいいのではないか?
完全に私の趣味が高じて、開催されています。

それも、完全に私の趣味の立川流の立川こしら師匠です。

「なんで毎回、立川こしら師匠なの?」とお思いかもしれません。

なぜかというと…。

面白いからです。

とある評論家さんによれば、「立川流の飛び道具」。
師匠である志らく師匠によれば、「立川流ではなく、林家の芸」。

どちらも言い得て妙です。

こしら師匠の落語は、こしらスタイルというくらい、独特です。
落語の伝統芸能にある暗黙のルールやタブーも、やすやすと超えてきます。

そこがまた面白い。
いつも、発見や気づきがあります。

もちろん、古典をご存知の方には、違いを楽しんでいただけますし、ご存知ない方も爆笑の世界が待っています。

お客様との距離を測り、絶妙な間で独自の空間を作るの天才です。
その察知力と瞬発力がすごい。

それを体験していただきたい。
いわば、古典落語の世界にあって、ストリートファイトのような芸です。

ぜひ一度体験していただきたい。
というわけで、落語会のご案内です。

次回は、11月22日。
いい夫婦の日。

鈴の宿 登府屋旅館 公式サイト 落語

こちらのサイトからお申し込みくださいね。

絶対楽しんでいただけます。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。