旅館ブログ

障がいをネタにしたっていいじゃない!濱田祐太郎さんの革命

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R-1ぐらんぷり優勝のネタがスゴい!

障がい者に新たな時代がきました!

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

革命でした。
R-1ぐらんぷりの優勝は、濱田祐太郎さん。

手には白い杖

ピン芸人の大会なのにステージには2人で登場し、マイクの前に彼が立つともう1人はいなくなる不思議な光景でネタが始まる。手には、白い杖。

そう、わかりますよね。
白い杖。

そう、彼は、視覚障がい者なのです。
ほとんど目が見えず、光を感じる程度だそう。

でも、そんな彼が視覚障がいをネタにドカンドカンうける。

ネタをご覧ください

何が革命なのか?

障がい者にとっても、お笑いにとっても新たな局面。

トレンディエンジェルは、ハゲをネタにM-1を優勝しました。
漫才のネタはハゲをいじるネタばかり。

タイムマシーン3号は、よくデブネタをします。

これまでハゲ、デブ、チビなど、コンプレックスをネタにする笑いは、受け入れられてきました。
しかし、障がいとなると…タブー。

障がい者をイジるようなネタは、やる人もいないし、たとえされても、お客も笑っていいのかわからなかった。

そんな現状に革命を起こしたのが濱田さんです。
ハゲやデブをネタにするなら、障がいだって自虐ネタになるはず。

ともすれば、ドン引きされて終わるような材料を笑いに変える腕とテクニック。
素晴らしかったです。感動的なネタでした。

障がい者と感動というと、同情やお涙ちょうだいの仕組まれた感動ポルノになりがちでした。
今回の感動は、障がい者が自虐ネタをして笑わせるという痛快な感動。

障がい者への世間の見方を変え、より身近に感じさせる。
彼は、2020年のパラリンピックに向け、日本人の感覚を変えたと思います。
ぜひネタを見てみてください。

また、審査結果の画面が見えない彼に対し、隣で読み上げて声で伝えてた紺野ぶるまさんもファインプレーでした。
彼女自身は0ポイントだったのに「私ゼロだし、もーやだー!」とニコニコしながら自虐混じりで彼の点数を読み上げる。

お笑いの大会なのにお笑いとは違う名シーンもたくさんあった。
いいもの見れました。

まだの方はぜひユーチューブあたりでご覧ください。
昨年は見せない人が、今年は見えない人が優勝です。

おめでとうございました!
笑いがバリアフリーになった瞬間でした。(^。^)

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。