旅館ブログ

看板が呼び込むお客様。旗印の重要性

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フラッといらしたお客様

お気軽にどうぞ。
下見。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

今日のことです。
「歩いていたら車いすでも安心という看板があって、中をみたいのですがいいですか?」

たまにこんなお客様がいらっしゃいます。

その看板がこちら

「鈴の宿 登府屋旅館」
という看板では絶対に立ち寄らなかったであろうお客様。

「車いすでラクラク安心の宿」
そう書いてあったからフラリと立ち寄ったわけです。

旅館が隣りあい、通りに並ぶ温泉街。
旅館の人間は、どの宿がどんな感じか知っていますが、お客様にはよくわかりません。

小野川温泉にいらしたことのあるお客様でも、どう違うかを明確に伝えられる人は、少ないのでは?

「こっちの宿の方が、大きい。」
「こっちの宿の方が、新しい。」
「こっちの宿の方が、安い。」

そんな伝え方をされている可能性は、残念ながら、大です。

違いがよくわからない結果、お客様は、価格での比較しかできなくなってしまう。

お店側は、価格競争しかできなくなってしまう。

価値を伝えよう

だから、一言でどんな宿なのか?という看板って大事です。

「登府屋旅館」の看板を見て、「ここが、あの登府屋か!」って、リアクションされるような由緒ただしき有名ブランド旅館ならともかく、うちはそうではないので、もう一筆必要なわけです。

もしも、同じような看板がすべての旅館にあったとしたら…。

自分がお客様だったとしたら、とても便利です。
選びやすい。

「乳児と泊まる宿」
「魚料理がうまい宿」
「猫と泊まる宿」

看板のせいでどうしてもここに泊まりたいとなり、満室になっていれば、待ってでも泊まりたい。
多少、値段が高くても泊まりたい。
となるはずです。

価格競争の逆ですね。

今日、フラリといらした下見のお客様を見て、改めて旗印を掲げて良かったと思いました。

旗印としての看板を掲げ、価値を伝える。

下見もお気軽に受け付けておりますので、ぜひお越しくださいませ。
できれば、事前にお電話いただけると対応がスムーズです。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。