旅館ブログ

第8回 寄席どうふ。立川こしらの夕べ。

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こしら師匠、ダブルヘッダーの米沢

こしら師匠、再び東北ツアー。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

立川こしら師匠の東北ツアー。
またまた小野川温泉にもいらっしゃいました。

と書いてから、かれこれ1週間。
すっかり間があいちゃって、申し訳ございません。

第8回の「寄席どうふ」レポートです。

立川かしめ「平林」「のめる」

今回も前回同様、かしめさん1席→こしら師匠1席→中入り(休憩)→かしめさん→こしら師匠という構成でした。

かしめさんの「平林」。
よかったです。

なんかやっとこの噺で納得できました。
これまで、何度か聞いてきて、途中から「そんなことあるかい!」という気持ちになってしまい、身が入らないネタでした。

だってねぇ。。。
あんな読み方します?

道ゆく人がそんなこというなんて、ちょっとありえないという。
でも、今回、ようやくわかりました。

なるほど、聞かれた側が仕掛ければ確かにああなる。
そのあたりの演出が素晴らしくて、よかったです。

どんどん噺が増えて、伸び盛りの かしめさん

「のめる」の方は、初めて聞く噺でした。

演目名が、動詞って。
不思議なネーミングです。

自分は負けたくない。
人を引っ掛けたい。

そんな人間の本性が垣間見える噺。
落語は、人間を描くとつくづく思いました。

立川こしら「青菜」「岸柳島」

師匠は、昼からのダブルヘッダーにも関わらず、キレッキレでした。

当館の会食場の名前にもなっている「青菜」。
途中、携帯電話が鳴ったり、そのまま出ちゃうトラブルもものともせず、アドリブ満載で笑いになっていました。

この「やりゃあがった」という瞬間を見られるのが、ライブならでは。
いいもん、見せてもらいました。

この日、4時間近く話しっぱなしの こしら師匠

「岸柳島」は、船のお噺。

実際に岸から離れて、船が動いているように感じれるんだからすごいです。
情景にどっぷり浸かります。

そして、登場するのが、お侍。

師匠のお侍は独特なので、出てくると「おっ!」と思います。
看板のピンの親方とか、今回の荒くれたお侍とか、あのタイプのキャラが好きです。

会場が、スリリングな空気に変わってしまう瞬間がたまりません。

今回は、いつもよりトラブルとアドリブ多めの会となりました。
トラブルは、あったほうが面白いと実感できるライブの凄さ。
さすがのアドリブでした。

毎回恒例の写真撮影大会もあり、ファンとの交流もあり、懇親会もあり、多いに盛り上がりました。

写真撮影会のクライマックス「リアル子ほめ」

この日は、赤ちゃんも参加してくれました。
その赤ちゃんとともに高座でリアル子ほめ。

落語の世界に実際に赤ちゃんがいるとこうなるんですね。
はる坊!ありがとう。

堂々としていて、泣かない偉い子ちゃんでした。

赤ちゃんも楽しめる落語会。
また次回も楽しみです。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。