旅館ブログ

バリアフリールームの使い分け。東横イン 浴室編

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東横インのお風呂

ケンボーと冒険

また一緒に旅してきました。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

ケンボーこと加藤健一さんと旅してきました。
今回は、福祉機器の展示会を見るために1泊2日、東京までの弾丸ツアーです。

車の運転は、全てケンボーという…
どんだけタフなんだ、この人は。

本当にありがとうございました。

さて、泊まったのは、東横インさん。
日本のチェーンホテルとしては、バリアフリー最強ではないでしょうか?

バリアフリールームの中の道具なども大変勉強になります。

東横インのお風呂の使い分け

充実の設備なのですが、心遣いが細やかなんです。

東横インのお風呂

浴室にはもちろん手すり

まず、お風呂ですが、手すりがあります。
入り口は、段差がありません。

その辺りは、もう当然というか、当たり前の域になっているのがスゴい。

今回は、お風呂の道具の使い方をケンボーと一緒に考えてみました。

東横インのお風呂

バスタブの隣のグッズたち

バスタブの隣には、様々なグッズがあります。

東横インのお風呂

滑り止めマット

まずこちらが、滑り止めマット。
下が吸盤になっていて、まずズレません。

東横インのお風呂写真用にわざとめくっています

ユニットバスの樹脂は、滑りやすいですから、このマット一つでだいぶ安心です。

東横インのお風呂

踏み台も

東横インのお風呂

浴槽に入れれば、椅子になります

踏み台として上がってもよし、椅子にして座ってもよし。

介助者がいるかどうかで椅子が変わる

今回、ケンボーから教わって目から鱗だったのが、こちらです。

東横インのお風呂

シャワーチェア

その方の障がいの状況にもよるのですが、このシャワーチェアは、介助者がいるとき向けです。
介助者がいる場合は、手すりがついていて、安定して座れるこちらが楽です。

私は、これがあれば大丈夫だと思っていたのですが、まだまだ甘かったです。

ケンボーのように介助者なしで自分だけでシャワーを浴びれる人にとっては、こちらは使いにくいそうです。

それよりも、こちら。

東横インの風呂

平らな台

バスタブの隣にある平らな台。
これ、実は、動くんですね。

こちらをこうではなく、こう。

東横インの風呂

この位置に置くといい

この位置に置くと、車椅子で移譲して、ズリズリッとズレて、シャワーを使って体を洗うことができます。

シャワーチェアに移譲するよりも動きやすいそうです。
障がいにもよりますが。

東横インの風呂

車椅子から移譲するイメージ

椅子1つ、台1つで使いやすさがグッと変わります。
あるかないかも大事ですが、お客様がどう使うのかをこちらも知らなければなりません。

今回も、とても勉強になったツアーでした。

入りやすい温泉にすべく、いい刺激をいただきました。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。