旅館ブログ

お仕事でモテるには?完戸さんと結論が同じになった件

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庄内セミナー三部作 完結編

完戸で結ぶと書いて完結です。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

庄内セミナーの振り返りをしています。
今回は、私にとって、大変気づきの多いセミナーとなりました。

中でも最高にビビったのが、このスライドを見た瞬間です。

煩悩図

お話は、カフェラボラトリーなど米沢のカフェを資金0円で開業している完戸さん。

セミナー終盤でこの煩悩図を見たとき、衝撃でした。
会場で私一人、猛烈な衝撃を受けていました。

「自分のスライドと同じこと言ってる!」

そうなんです。
この日の私のスライドを知っているのは、私のみ。
準備していたスライドと同じ話が事前に出てきてビックリしたのです。

正確に言えば、同じ話ではありません。
正面玄関と裏口、それぞれから同じ建物に入った感じ

 

なんの事前打合せもなく、同じ話をしているのにビビりました。

さて、完戸さんの「煩悩図」。
話はこうです。

スタートは自分の煩悩でよい。
私利私欲。

でかい家でも、外車でも、かわいい彼女でもなんでもいい。

でも、自分の楽しさだけでは、協力者はゼロ

次に、自分の商売を良くしようと考えてみる。
自分のカフェに来たお客様に喜んでもらいたい。

こうなると、協力者は5人くらいになります。

さらに広げて、お店のある中央三丁目を面白い街にしたいと考える。
こうなると協力者は、2,500人くらいになります。

最後に、米沢をよくしたいんだ!
という考え方に立って行動していくと、協力者は9万人くらいになります。

スタートは、煩悩でもいい。
でも、視点を変えながら、より協力者を集めて、人気者になって、ビジネスを成功させて、社会の役に立とうというお話。

対する、私のお話はというと…。

生き残るためにどう考え行動してきたか?

利益が出る商品。
社会から必要とされる会社。

この2つが実現できれば、生き残れそうと考えた。
そこを目指している会社も多いのではないでしょうか?

でも、よく考えてください。

この2つが重なるであろう「儲かる必需品」。
それだけでは、同業者と競争のままです。

儲かる必需品は、「必要なモノ」。
「必要なモノ」は、「必要な人」が買います。

売り方は、2パターン。
「安売り」か、「付加価値」か。

外食という必要な産業における「マクドナルド」と「モスバーガー」。
服装という必要な産業における「ユニクロ」と「百貨店」。

必要なものは、安く売るか、高く売るか。
何れにしても競争です。

では、競争から抜け出すにはどうするか?

好きを組み合わせましょう。

来るべき高齢社会の中で、「バリアフリーな温泉宿」は「儲かる必需品」です。
それだけなら、誰もが真似し、競争に巻き込まれます。

そこで、私の「好き」である「落語」と組み合わせる。

この瞬間、「落語好きのバリアフリーな温泉宿」となり、競争から脱することになります。みんな落語を極めにはきませんから

完戸さん
 個人の煩悩 → 自分の商売 → 社会から必要とされる


 社会から必要とされる商品 → 好きと組合せる → 唯一無二の存在

どっちから入るかが違うだけで、言わんとしていることは同じです。

ビジネスでモテ力を発揮して人気者になることと、SNSで「好き」を伝えて人気者になることは結果イコールなのです。

教わっていることも知識も全く違う2人なのに、話の中身が同じ。
とても不思議な体験でした。

ということは、きっと真理なんだと思いますよ。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。