旅館ブログ

ちょいちょいやればいいじゃない?微ニューアル

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改装は、隔世遺伝

振り返ると、そんな感じ。
回想ってことね。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

世の中の若旦那・若女将、後継者の皆さん。
「改装したいなー」って、思いませんか?

酔った若旦那の妄想として、飲み会の席でよく聞くのが…
「銀行からお金さえ借りれれば、今の2部屋分の広さで、ガツンとリニューアルして、とてつもない部屋を作るのに…。」

こういう話、よく聞きます。

でも、バブル期じゃないんだから、一旦更地にして建て直すような大規模改装は、簡単にはできません。

すると「金さえあればなぁ…。」と考えて、途端に思考停止。
行動も停止。
今日は、昨日のまま。
明日は、今日のまま。

それ、もったいないっす。

私の場合は、父の代で更地からの新規建設を行いました。
ですから、私の代ではしないでしょう。

大規模改修は隔世遺伝なのです。

では、何もしないかというと、

ちょこちょこと直します。
「微ニューアル」と呼んでいます。

 

この度の、「微ニューアル」

ホント、ちょっとずつでもいいから、自分のイメージを形にしましょう。
それだけで、日々の景色の見え方が変わりますから。

今回は、まず、お風呂の入り口を変えました。

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ビフォー。一番左がお風呂の入り口

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アフター。上が黒くなった

ホント、言われないとわからないくらい「微」。

でも、やってみると変わるんです。
そして、次はあそこをしよう、が見えてくるんです。

小さい工事を何度も繰り返すのは、費用のかけ方としては、賢くありません。

例えば、「足場」。

一度の工事なら、一回で全てが終わりますが、工事が2回になれば、足場も2回。
その分、無駄になります。

本当に効率的なのは、一度に全て。
それは、間違い無いのです。

でも、全体のイメージを全て決められないものにとっては、微ニューアルがちょうどいい。

微ニューアルのいいところは、3つあります。

①少ない休みで営業しながらできるので、売上ダウンが少ない

②少ない業者さんにお願いするので、コミュニケーションが密になる

③銀行から、借りなくてもできる

意外といいでしょ?

そんなわけで、細かく直しています。

またレポートしますね。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。