旅館ブログ

「自宅をリフォームしたいんですが…」戸惑いの電話

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実際にかかってきたお電話

一瞬、戸惑いました。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

先日かかってきたお電話。

「自宅をリフォームしたくてちょっとお聞きしたいことが…。」

「あ、はぁ…。」

と言ったものの、どうしたものか。

「登府屋旅館ですが、お間違いではないですか?」
と言いそうになりました。

ところが、間違いではありませんでした。

「先日、泊まったバリアフリーのお部屋なんですが、洗面台の高さと手すりの高さを教えてください。」

なるほど!
そういうことですね。

詳しく話を聞くと、お客さまのご自宅をリフォームするにあたり、当館のバリアフリールームが使いやすかったので寸法を知りたかった、というお電話でした。

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バリアフリールームのトイレと洗面所

リフォームの前に視察がわりに宿泊も

こんな宿泊もあるんだと、わたしがビックリしました。

このお客様は、たまたまだと思いますが、こんな泊まりもありですね。

リフォームする前にいろんなバリアフリールームに泊まってみてしっくりくる部屋を探す。
ちょうどいい高さや幅を見つけたら、メジャーで測って、改装に活かす。

アリです。

設計屋さんは、たいてい標準仕様で設計すると思います。
実際には、車椅子の高さやお客さまの状態によっては、標準よりもずらしたほうがいい場合がございます。

モデルルーム感覚でバリアフリー宿泊。
そんなニーズもあるとお客様に教わったお電話でした。

わたしももっといろんなバリアフリールームに泊まってみたいなぁ。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。