旅館ブログ

ティラノサウルスは、弱小だった。過当競争が急速な進化へ

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NHKスペシャル「完全解剖 ティラノサウルス」

テレビの感想文です。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

たった今、NHKスペシャルで「ティラノサウルス」の最新研究を見ました。

恐竜は、男のロマン。
ティラノサウルスは、最強の恐竜。
それだけでも、十分興味深いのですが、今回のは新事実がゾクゾクでワクワクしっぱなしでした。

だって、毛が生えてるんだもん。
ティラノサウルスって羽毛があったんですよ。

録画してないのでデータなどは、フワッとした感じで書きますので、気になる方は再放送をご覧ください。

ティラノサウルスの先祖は3メートルの弱小恐竜だった

もうこれだけで、ビックリです。

ティラノサウルスの祖先をたどっていくと、もともとは、中国に棲んでいたグァンロン。
体長3メートル。

体も細く、15メートルに達するティラノ最終形に比べれば、見る影もありません。
そんなに大きいわけではない。

当時、陸続きだったベーリング海峡を越えて、アメリカ大陸に渡ります。

すると、そこに待ち受けていたのは…

新天地アメリカ大陸には、ティラノサウルス以上の恐竜がいた

アメリカ大陸には、ティラノサウルス最終形より一回り小さい「シアッツ」と呼ばれる最強の敵がいました。

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デカいし強いし毛むくじゃら

進化前の3メートルでは、太刀打ちできない相手。
戦ったら絶対に負ける相手です。

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シアッツ最強!

恐竜というと、進化に失敗したという事例でよく使われますが、当時のティラノサウルスは違います。

 

過当競争が、異例の進化競争を生んだ

このとき、アメリカ大陸は、今よりも海の面積が広く、陸地が狭かった。
そこにたくさんの恐竜がいて、過当競争状態だった。

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ハリーポッターではなく、教授です

ティラノサウルスの祖先が食べていたのはトリケラトプスの祖先。

どちらも最初は小さかった。
過当競争が進化につながり、トリケラトプスは巨大化し、皮膚も厚く、角も強力に。

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100kgから6000kgって・・・

対するティラノサウルスも巨大化し、脳も巨大化し、あごも強力になり、攻撃力最強になった。

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こちらもつられて巨大化!

「そのとき、シアッツは、進化しないの?」
という心の声は、置いておいて…。

ティラノサウルスは進化の末に最終形のようなサイズと攻撃力を持つようになった。

今のビジネスに通じるような…

今のビジネス。
どこの業界でもコモディティ化が叫ばれています。

似たような機能、似たようなデザイン、不満はないけど行き着く先は価格競争。

コモディティ化 = 過当競争

では、それを乗り切るには?

進化しかありません。

どんな進化をすればいいのか?

弱肉強食の世界なら「強さ」が正解なのでしょうが、現代のビジネスにおいて「強さ」とはなんなのか?

生き残るための必要条件は「強さ」なのか?

会社によって、どう進化するかは違うのでしょうが、確実にいえるのは…。

今、まさに進化が必要なタイミングであるということ。

一昔前なら、楽天トラベルやじゃらんなど、ネットエージェントと組むことが進化のようでしたが、もはや、どこもやっています。

そして、ネットエージェントから提案されてくる企画は、安売り企画ばかり。
タイムセールとかね…。

ネットでタイムセールってどうよって思うんですが、進化の方向性が定まっていないから、旗を振りにくいんでしょう。

人口減少。
ネット通販によるグローバル化。
ロボットの進化。

狭い場所でたくさんの敵がひしめきあう環境は、恐竜の時代と同じです。

どう進化して生き残るか?
問われていますね。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。