旅館ブログ

落語初心者にとって一番苦手なアレを克服してくれる番組

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初心者が落語を聞くうえで一番難しいこととは?

ここさえクリアできれば!^^

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

今日は「落語」について。

わたしのブログ、実は、落語初心者の方が多数見にきてくださっています。

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「立川仮面女子」
といった落語関連の言葉が上位です。

「旅館らしさがなくていいのか?」とも思いますが、ありがたいことです。

今日は初心者のみなさまへの記事です。

落語はライブ向きの芸

落語は、基本的には、ライブで聞くための芸です。

寄席やホールなどの空間で、落語家さんの作り出す空気を肌で感じながら聞くもの。
CDやDVDでも面白いですが、生のライブが一番です。

落語家さんは、会場の雰囲気に合わせ、そのときのお客さま向けのお話をします。
なので、CDやDVDでは、その点を感じることができません。

そして、テレビはというと…、1人の人が話し続けるのを見続けなければならないため、慣れてないと飽きます。

慣れないうちは、「場面転換とかセットの変更とかあればいいのにな…。」と思うかもしれません。

生と違って、TVだと集中しにくい環境ですから。

落語を聞いているとき、脳のなかで行われていること

最初のうちは、落語というと「言葉が古語で理解できないのではないか?」と思ってしまうことがあります。

でも、実際には、言葉の面は苦になりません。
時代劇を見てストーリーをつかめるのと同じです。

それよりも、ドラマと違うので想像ができるか?がカギになります。

ひとりの人が、男性も女性も、子どもも、老人も、殿様も、大工も、姫も、老婆も演じ分けます。

それぞれの役を感じ取り、ストーリーを想像できるか?

これができれば、もう落語を聞く素養はバッチリです。
集中して想像する。

それが、落語なんです。

でも、最初のうちは、やはり難しいものです。

そこで、今、NHKで画期的な番組がありました。

「超入門!落語 THE MOVIE」。

落語家が演じた落語の音源に合わせて、当てぶりで役者が映像化。
場面転換や人物の違いが見ていてもわかりやすいので、ドラマ感覚で見れます。

落語ファンが、頭の中でやっていることを初心者向けに再現した番組です。

落語ファンからは、「つまらない」というお声もあります。
それもそのはず、想像ができる人にとっては、落語家さん本人の仕草を見たいし、当てぶりはムダ。

でも、初心者にとって、これはよい教材だと思います。

ドラマや映画になれている方が落語に入っていくキッカケとしてはいいです。

本当は、寄席など、生の落語が一番です。
いきなり、そこまでは…というあなたのための番組です。

初回は、「紙入れ」と「元犬」。
先日は、「皿屋敷」と「包丁」。

おそらくまた次回もありそうです。

玄人ごのみの展開も大事ですが、それだけだと淀みます。
初心者の入り口があって、裾野が広がっていくもの。

また次の展開が楽しみです。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。