旅館ブログ

2021年の日本を考えてみて!バリアフリー観光でしょ?

6views

バリアフリー

福島でバリアフリー観光の全国大会なう

今日は、お金の話です。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

福島で行われているバリアフリー観光推進全国フォーラムに来ております。

バリアフリー

バリアフリー観光の全国大会

バリアフリー観光って、大変です。

車いすでも使えるトイレや観光施設、宿泊施設の情報がないから。
ネットで調べてもなかなか出てきません。

そして、障がいも人それぞれ。
AさんならOKな施設も、Bさんだと困難なことがあります。
障がいが違えば、車いすの形も変わりますし、できることが変わりますから。

その情報を調べて、各地で整備し、案内しているのが、バリアフリーツアーセンター。
今日は、その全国大会です。

日本バリアフリー観光推進機構

山形にもできましたよ。
山形バリアフリーツアーセンター

でも、情報だけあっても解決しません。
なぜなら、今はまだ、施設数が絶対的に少ないから

おいしいレストランができました。
でも、あそこは入り口が階段でね…。

あの博物館は見てほしい。
でも、あそこのトイレは狭いし段差でね…。

結局、情報だけ整備しても不十分なんです。
施設が本気にならないと。
そして、可能な施設が増えないと。

施設が本気になるには、どうしたらいいか?

バリアフリーの社会での必要性は確かに大事です。
しかし、それだけでは施設は本気になりません。

だから、説明すべきは…
バリアフリー観光がいかにチャンスのあるマーケットなのか?
です。

バリアフリーのマーケットがどのくらいあるのか?

障がい者って、全国で何%?
その障がい者が旅行するのに、1人で来ると思う?

高齢者は日本にどのくらいいると思う?
高齢者が旅先でずっと歩きつづけられると思う?

妊婦さんや、赤ちゃんは、バリアフリーを喜ばないと思う?

総合的に考えると、バリアフリーのマーケットは、どれだけあると思う?

具体的な数値が知りたければ、ぜひ一度、中村元さんのお話をお聴きください。

今の日本の観光は、インバウンドで救われています。

「目指せオリンピック!」ですから、インバウンドは大事です。
国を挙げてのおもてなしをしないといけません。

ただ、事業者はオリンピック委員会ではありません。
オリンピックが終わった後も考えなければいけません。

2020年までは間違いなく、右肩上がり。
インバウンドで一直線です。

では、2021年は?

以前、ロシアで、ソチオリンピックがありました。
さて、あなたは、今、ソチにいきたいですか?

もちろん行きたい人はいるでしょうが、オリンピックがあったから行った人が多いはず。
オリンピックが終わったら、外国人はガラッと減ります。
東京や京都はあいかわらず、多いでしょうが、地方は、外国人に不動の人気のいくつかの観光地以外は、ガラッと減ると思います。

だから、次も考えたほうがいい。

次って…?

ご存じですか?
日本は間違いなく高齢社会なんです。

だから、内需に対応すること。

みんな気づいていないチャンス。
中村さんのお話を聞くと、ここに気づかされます。

「車いす?施設改修がいるし、受け入れも大変そうだし、うちはイイや…。」
と思ってしましがちですが、障がいがさまざまであるように100%の施設はありえません。

盲導犬

盲導犬のワンちゃん、おりこうでした

自分の施設にあった受入れが必ずできます。
だから、まずは、知ってください。

自分がバリアフリー観光をいかに固定観念で見ていたかに気づくと思います。

地方の観光の救世主は、バリアフリーです。
地方ほど、高齢社会なのですから。

高齢でも車いすでも楽しく旅ができる。
そんな宿になるヒントを今日もいっぱいいただいています。

引き続き、全国大会の場を楽しませていただきたいと思います。

バリアフリー観光

福島バリアフリーツアーセンターの佐藤さんと川端さん

全国からエキスパートが集まる場です。

情報交換もとっても大事なんですよ。^^

毎年開催されてますので、バリアフリーに取り組みたい事業者様は、ぜひ一度、お越しください。
いいつながりができますよ。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。