旅館ブログ

初めての落語会をやってみよう!主催者のための席亭マニュアル

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立川こしら

小規模で自作な落語会のマニュアル

なんでもかんでもマニュアルなのね…。

3世代でもラクラクのバリアフリー旅、
そして家族で落語を楽しんでほしい…
鈴の宿 登府屋旅館の 遠藤直人(@naaot)です。

落語会をやってみたい人が、増えています。
私の周りに。

だって、私が声かけるから…。笑

落語会って、手軽にできます。

「初心者だし…」と尻込みしなくても、大丈夫です。
わたしもまだまだ初心者です。

初心者でも、「落語会をやってみよう」というやる気だけで大丈夫。

【過去記事】
初めての落語会をやってみたいあなたへ。3つの不安と解消法

落語初心者が寄席にいけない3つの壁。傾向と対策

 

「落語会の流れ」、私のオススメ

落語が始まってしまえば、あとは落語家さんにお任せです。

立川こしら

はじまる前後をどうするか?

お呼びする落語家さんと相談して決めるのが一番ですが、あまり一から十まで確認するのも相手にとって煩わしいもの。
そこで、わたしなりの流れの例をご提案します。

これをタタキダイに、手直ししていただくといいと思いますよ。

主催者あいさつ

時間になったら、司会があいさつ。

司会が呼んで、主催者があいさつというのが、普通です。
私の場合、あまり仰々しくしたくないのと、早く落語を始めたほうが喜ばれると思うので、司会のあいさつと主催者あいさつは一緒にしています。

司会として
・何時ごろ終わるか?
・トイレはどこか?
・煙草はどこか?
・携帯は切ったか?
・飲食はいいか、悪いか?

このあたりは説明した方がいいと思います

主催者として
・来場のお礼
・呼ぶにあたっての想いがあれば、ひとこと

客席が固そうなら
・落語を聞くときのマナー
・楽に聞いてね

このあたりをパパッと話して、落語家さんを呼び込みます。
笑点の冒頭で客席に座っている歌丸師匠のイメージで呼び込んでみてください。

落語 その1

呼び込んだところで、出囃子を鳴らします。

出囃子は、CDなどで落語家さんがお持ちのはず。
大事なのは、フェードアウトのタイミング。

落語家さんが座って、お辞儀をしたところで、音量をゼロに。

落語が始まれば、あとはお任せです。

落語 その2

もし、複数の落語家さんがいる場合は、演者がいれかわります。

最初の落語家さんがオチをいって、お辞儀をしたら、出囃子を鳴らします。
立って、座布団を返して、めくりを返して、落語家さんが去っていきます。

次の落語家さんが、高座に上がります。
座ってお辞儀をしたところでフェードアウト。

退場→入場のところは、出囃子が鳴りっぱなしです。

 

仲入り

仲入りとは、休憩です。

落語家さんが、オチを言って、お辞儀をしたら出囃子スタート。
退場したら、音を消して、司会者が説明したらいいです。

トイレとタバコの説明。
飲み物のオーダーなどがあれば、ここで。

 

落語 その3

休憩が終わったら、また出囃子。

1のスタートといっしょです。

 

シメのあいさつ

最後、落語会が終わったら、司会が軽くご挨拶。

もし、物販があれば、その案内。
サインや写真撮影が可能なら、伝えてください。
フェイスブックやツイッターでの拡散OKなら、その旨を伝えると落語会の様子が広がり、次回の集客につながります。

打上があれば、それも伝えます。

 

落語会って、超かんたん

思ったより簡単ですよね。

一番のポイントは、出囃子。
落語家さんを見ながら操作すれば、カンタンです。

100名未満の小規模な落語会を想定してみました。

ぜひ気軽に落語会をやってみて、お客さまとの交流につなげてみてください。

「私もやってみたい!」というあなたは、お気軽にご相談ください。^^

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。