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SNSだから気をつけたい!イジリとイジメの境界線

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あなたの立ち位置は?

水道橋博士いわく…
「イジリは、相手の個性を活かす。イジメは、相手の個性を消す。」

こんにちは。

いたって冷静な…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

「冷静」の反対は「興奮」だそうです。

冷静というというと、クールともとれるし、冷めてるとも取れます。

興奮側の…
情熱的なアツい人 よりも

冷静側の…
クールな人の方が、現代では楽な立ち位置。

SNSでも、「オレってアツいでしょ」という興奮側よりも…
「ふーん、それで?別に…」という冷めた位置の方が楽です。

特に、ツイッターや2ちゃんねるなど、匿名メディアにおいてはニュースに対してワケ知り顔でシニカルなコメントをする人がいっぱいいます。

私も基本スタンスはシニカル側です。
めっちゃネガティブですしね。

冷静側にいて、批評的な方が楽なのは確かです。

 

イジリとイジメの境界線

イジリ。

漢字で書くと、弄り。
客イジリといって、笑いの世界では客席に話を振ったりして笑いをとります。

客イジリといえば、超過激なイジリをずっと続けているのは、毒蝮三太夫さん。
「きったねぇババア」とか、「くたばりぞこない」とか、面と向かってイジリます。

毒蝮三太夫さんのイジリ語録

毒蝮三太夫

毒舌で喜ばせる天才!毒蝮さん

 

「弄」は、読み方を変えれば、弄ぶ(もてあそぶ)。
ただ毒をはくだけなら誰でもできますが、いじるのはとても高度な技術です。

素人が、面と向かって仲間内でイジってるならいいんです。

これがSNSだとちょっと危ない。
面と向かってる感覚で伝えていても、実は公開の場であり、見ず知らずの人が見ていたりします。

どんなに相手が「イジっただけ。」「おいしいでしょ?」と主張しても、本人がイジメられたと思ったら、そりゃイジメです。

イジリとイジメは紙一重。
特に、SNSでは、気をつけたいところです。

そんな紙一重をわける3つのポイントについて解説します。

関係性はあるか

その人とリアルで会っても、それがいえるのか?
そもそも会ったことがあるのか?

関係性がない人をイジるのは、毒蝮三太夫クラスでないと危険です。

「なぜ、あなたにイジられてるの?」
「なんでこの人、私の悪口いってくるの?」
と思われますからね。

拡散されやすいSNSだからこそ、気をつけたいところです。

個性が活きるか

イジられたあと、個性が活きるのか?
ただ、傷モノにして笑いをとっただけではないのか?

これも相当高度な技術です。
空気を読み、相手の特性を理解していないとできません。

真のイジリには愛があるといわれますから。

相手のためになるのか、気をつけたいところです。

誰が見ているか

こちらもSNSに特有です。

あるコミュニティで通用しても、別のコミュニティでは通用しなかったりします。
別のコミュニティの人が見て、違和感を覚えるようでは、はたして…。

リアルの仲間内のやりとりを公開してしまうのが、SNSです。
隣あって別のコミュニティもあることを意識したいものです。
まったくノリの違う人たちがいるかもしれませんから。

遊びの延長のようなSNSだからこそ、そんなつもりはなくても悪ノリや行きすぎととられやすい。
気をつけたいところですね。

 

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。