旅館ブログ

批判をするなら、せめて相手と同じ〇〇で

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相手を批判する前に気をつけたいコト

前々から気になってたんです…。

こんにちは。

ネットでもテレビでもSNSでもなんです…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

人それぞれ、いろんな考え方があります。
ときには、自分と違うことがあると思います。

アツく議論することもあるでしょう。
それが度を過ぎると相手への「批判」になるわけですが…。

誰かを批判するときに最低限のところがあるのかなと。

例えば、時事ネタですと内閣の支持率が落ちた…として、
「あのときのの強行採決がよくなかったんじゃないの?」
と、鬼の首をとったように野党のみなさんが批判したりしますが…。

果たして、「野党の対応はよかったのか?」

そこは、どう思われ、データがとられているのか?
プラカード持って議場を混乱させたことは、評価されているのか?

同じ立場になってないことに気づきもせずに、相手の方ばかりを批判してしまいがち。

批判をするなら、まずは同じ立場にならないと…。

 

例えば、ツイッターでもフェイスブックでも、相手は顔も名前も会社すらも出して発信しているのに…。

批判する側は、顔写真もなく、名前もなく、会社名なんか当然出さない。

土俵が違うわけです。

そのくせ、相手の会社名を引用して批判したり。

別に合わせなければならない法律になっているわけではありませんが、批判する側はそこに気づいているんでしょうか?

2ちゃんねるで、お互いに匿名でやりあってるならまだ理解できます。

全てをさらけ出している相手に自分は安全な位置から批判するのが、どうかなと。

 

例えば、ネットのクチコミでもそうです。

「〇〇旅館のスタッフ」といえば、まだいいほう。
「〇〇旅館の女将」といった時点で、完全に個人を特定している。
そして、そのまま批判する。

当の本人は、ニックネーム。

ニックネームだから書けることを書く。
「本名だったらここまで書かないでしょ?」ということとか。
場合によっては、自分目線で虚構を交え、味付けされた話とか。

次に利用する他の方のためにといいつつ、実は批判を晒したいだけ…。

面と向かったらそこまで言えないはずなのに、絶対に安全な位置からなら毒を吐き、残す。

 

当のネットのサイトも「お客様のクチコミなので…」と、ニックネーム投稿をフル掲載。

では、その会社は同じくらいの公平性を持って自社への批判を受けつけ、公開しているかというとそんなことはありません。

例えば、旅館がそのネットサイトの使い勝手や対応をニックネームで書き込めるなんてことはないわけです。

でも、エンドユーザーと旅館との媒介者として、一見公平に振る舞っています。
自分は安全地帯にいることに気づかないまま。

 

覆面

見えない仮面に気づこう

 

もしあなたが、相手より仮面をかぶり、安全な位置から批判しているなら、一度立ち止まって考えましょう。

「あれ?思いっきり批判してたけど、立ち位置違うな。カッコ悪いな。。。」
「相手は、顔写真も本名も公開してるのに、自分は安全地帯かもしれないな?」
「話の中身ばかり気にしてたけど、立場を気にしたことなかったな。。。」

自分では、相手と対等に渡り合っている感覚があるかもしれませんが、相手はそうは思っていません。

2ちゃんねるで完全匿名で批判している人。
ツイッターでニックネームで批判している人。
フェイスブックで顔写真もなく批判している人。

根本に同じものを感じます。

そんな人は、仮面をとったら、批判の矛先がきっと鈍る。

もし、仮面のままでしたいなら、2ちゃんねるとツイッターはまだしも、フェイスブックはおやめなさい。

フェイスブックは、限りなくリアルに近い「場」だから。

フェイスブックでは、自分が本名と顔写真じゃない時点で、批判する資格がないと思ったほうがいいです。
せいぜい「いいね!」を押すくらい。

コメントだって、おこがましいと思ったほうがいい。
ましてや、見ず知らずの他人へのカラミなんて…。

見ず知らずの方への気軽なコミュニケーションは、ツイッターでどうぞ。

SNSは、それぞれ特性が違います。

リテラシーの問題。
まだまだマナーやルールが統一されてないのも問題。
いつかは、ビジネス文書の書き方を新入社員研修で教わるようにスタンダードができるのかもしれません。

でも、まだできてないがゆえ、気づかないと永遠に迷惑をかけ続けることになります。

 

談志師匠の名言。
「バカは隣の火事より怖い。」

SNS時代になっていよいよ実感しています。

仮面をかぶった批判者のフェイスブックでのカキコミが、その批判者とは本来関わりのないレベルのリアルの人間関係までも影響を与える。

友達の友達のカキコミにまでコメントし、本人があずかり知らぬところで悪影響を与えたり、自分の友達と論争になって荒らされたり。

炎上とはよく言ったものです。

バカは隣の火事よりも怖い。
知らないところでボヤになってるかもしれません。
リアルの火事なら、消せばいいし、建てなおせばいいし、保険が出るかもしれません。

人間関係の炎上は、修復不可能です。

そのあたり、特に、フェイスブックでは気をつけたいものですね。

批判するなら、相手と同じ立ち位置で。
ぜひ批判する前にご一考ください。

というわけで、だいぶ厳しめに書きましたが、前々から思っていたことですので邪推などなさらぬよう。笑

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。