旅館ブログ

新聞・テレビがやってくる!プレスリリースの極意

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昨日のブログの続きです…

ノウハウ大公開!

こんにちは。

新聞に載るコツを語ります!
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

新聞やテレビと仲良くなるには…?

記者さんたちに情報を知らせたいとき、「情報を流す場」があるんです。

その「場」とは、どこか?
「記者クラブ」です。

記者クラブって??!
よくテレビで見かける緑の背景と無数の記者団。

記者クラブの全国組織「日本記者クラブ」が主催する会見。
話題の人が出て記者の質問に答えてますね。

実は、記者クラブには支部のようなものがありまして・・・

最寄りの市役所や県庁にも「記者クラブ」はあるんです。

取材対象は、市議会や県議会。
それぞれの役所内に・・・
記者さんたちの「控え室」のような場所 があるんです。

記者クラブに対して、情報をまとめて、FAXします。
すると、記者さんに見てもらえます。
この行為を「プレスリリース」といいます。

私の場合、山形県米沢市小野川温泉なので・・・
「山形県の記者クラブ」と「米沢市の記者クラブ」に流します。

・県政記者クラブ ・・・ 山形県庁の中にあります
・市政記者クラブ ・・・ 米沢市役所の中にあります

これで、県内ほとんどのマスコミは、カバーできます。
といっても、新聞とTVの報道部門ですが・・・。

地方局の情報バラエティ番組や東京など中央の局には、まだ情報がいっていません。

また、記者クラブに属していないマスコミにも情報が届いていません。

米沢だとケーブルテレビ局のNCVが、記者クラブに属していないため、直接FAXしなければなりません。

ですので、まずは・・・

1.最寄りの記者クラブのFAX番号を調べること!

これが、大事です。

そして・・・
2.御社のFAX機に予め登録してしまうこと!

これで、準備完了です。

3.あとは、FAXの文面を作って、流すだけ。
では、どんな文面を作ればいいのか?

 

A4用紙1枚で大丈夫!

プレスリリースの例。
こんな感じです。

プレスリリース

A4用紙1枚にまとめました

 

プレスリリースのFAXで大事なポイントは、「記者になったつもり」で書くこと。

この情報は、こういうニュースになるよっていうヒントを与えてあげるんです。

例えば・・・
「登府屋旅館でヒートポンプ導入」

事実は、そうだとしてもそれだけでは、意味が伝わりにくいです。

そこで、もう一歩ふみこんで
「湯船からあふれた捨てているお湯が熱源」
とか
「排湯熱源式の導入は、東北で初めて」
という意味を書いてあげる。

すると、情報の価値が伝わります。
もっと詳しく聞いてみたい!と思いますよね。

おおまかな構成は、コチラ。

●日付 情報の発信日です。

●発信者 登府屋旅館の遠藤直人なのか?
     小野川温泉旅館組合なのか?
     ほたるまつり実行委員会なのか?
     同じ人でも組織が違う場合があります。
     記事を書く上では、とっても重要です。

●タイトル
     新聞の見出しのようなタイトルを考えましょう

●要点  いつ誰が何をどうする?
     5W2Hで書きましょう。
     予定なのか、結果なのか。

●絵や写真
    ゆるキャラなど、デザインがある場合、
    絵や写真を載せてあげるとより伝わります。

●情報の意味
    情報の意味を書き加えましょう。
    ・小野川温泉で初めて
    ・昨年は○万人が参加
    ・今年と昨年の違い  など

●取材申込の連絡先
    記者さんが、連絡する場合の連絡先。
    例えば、担当者の携帯番号とか、メールアドレスとか。

    「〇〇新聞です。取材に行きたいんですが・・・」
    という電話をどこにかければよいかです。

●公表する連絡先
    記者さんが、記事に記入する際の代表の連絡先。
    例えば、登府屋旅館の電話番号なのか。
    小野川温泉旅館組合の電話番号なのか。

    「〇〇新聞を見たのですが・・・」
    とお客様が電話をかける際の番号です。

●用語リスト(必要に応じて)
    企画内容や関連団体など、解説が必要な場合はあると便利。

    例)「小野川温泉観光知実行委員会」
    小野川温泉の若手によるまちづくり組織。観光協議会の下部組織。

以上をA4用紙1~2枚にまとめて、FAXしてあげるんです。

あとは、取材を待つ・・・。
ひたすら、待つ・・・。

来ないときは・・・
潔く諦めるしかないです。^^;

ぜひやってみてくださいね。

著者情報

1976年、山形県米沢市生まれ。福島大学経済学部を卒業後、㈱旭テック(現・旭ブレインズ)に勤務。その後、オーストラリアでの1年間の放浪生活、那須温泉・山水閣での研修を経て、2004年、鈴の宿 登府屋旅館にUターン。宿の仕事のかたわら、小野川温泉のまちづくりに注力していた2011年、東日本大震災を経験。震災後は、米沢の温泉旅館の連携を模索。1か月後には、「温泉米沢八湯会」を組織化し、義援金を集め、プランを作り、新たな切り口で米沢の価値を高めている。2013年、代表取締役への就任を機に「車いすでも安心して過ごせる宿」を目指す。「お客さまは、旅館ではなく旅行に来ている」という発想から『車いすで米沢を旅する本』を編纂。車いすでも安心して旅できる地域づくりを行っている。また、宿の宴会場では、不定期で自主セミナーを開催。講演テーマは、「リピーターを生み続ける仕組みづくり」「小野川温泉・米沢八湯のまちづくり」「補助金・マスコミ・ソーシャルメディア活用法」「燃料は、捨てる温泉熱!ヒートポンプで灯油ゼロ」など。自身の経験を公開しながら、他地域からの視察も積極的に受け入れている。