一度でいいから考えてほしい!お客様と「相思相愛」の関係

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言うはやすし…

弘前の紅葉は感動的でした。
TVのCMのようでした。

こんにちは。
紅葉の感動を胸に刻んできた…
鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人です。

TVのCMというのは、テレビメーカーが流すテレビ機のCMという意味ですよ。
あ、どうでもいいですね…。

さて、弘前でセミナーをしてきました。
今回は勝村大輔さんをお招きしてのセミナー。

 

弘前セミナー

会場はなぜか和室?!

 

タイトルは「個性を活かして圧倒的に売上アップセミナー」でした。
SNSの使い方だけでなく、考え方を学び方向性を見つける「SNS中級編」といった中身。

とはいえ、言われたことをそのままやればいい「使い方」と違い、「方向性」は、自分で考えないと出てきません。
他人が与えるものではなく、自分で見つけるもの。

わたし達は、そのヒントをたくさんお見せしました。

勝村さんの講演の中で実に響いたのが…
お客様と「相思相愛」の関係を目指す。

この一文。

実は、前から勝村さんの講演でなんども聞いてきたフレーズです。
改めて聞いて、考えさせられました。

 

どうして赤の他人ばかり相手にしようとするのか?

相思相愛の関係のお客様。

果たして思い浮かびますか?

わたし達は、商売をするには「赤の他人」を相手にしないといけない…。
と無意識に思っています。

見知らぬ誰かをターゲットとしてロックオンして…
見知らぬ誰かが振り向くような広告を打って…
見知らぬ誰かに来てもらって、買ってもらう。

それが商売。

いかにたくさんの「見知らぬ誰か」と接触できるか?
売上はそこで決まる。

と思いこんでいませんか?

 

「商売って、はたしてそんなもんですか?」
勝村さんが、投げかけてきたのは、そんな視点です。

わたしは「いや、そんなもんでしょ」と思いました。

旅館のように商圏の広い BtoC の場合、絶対に「見知らぬ誰か」が対象。
営業や広告は、「見知らぬ誰か」に対しての活動ばかりです。

でも、「そんなことはない!」
と勝村さんはおっしゃるわけです。

これからそんな商売は成り立たなくなっていく。

見知らぬ誰かじゃなくても成り立たせられる時代になった、と。

とりあえず、反論はあるでしょうが、いったん考えてみてください。

もしも商売の相手が全員知り合いだったら。

楽じゃないですか?
おっかなびっくり接客しなくてもいいんです。

楽しくないですか?
旅館なら、ご挨拶に行かなくてはならない…ではなく、ご挨拶に行きたいになります。

すべてが、知り合いっていうのはありえないかもしれませんが、限りなく近い状態は作れます

「そんなの理想論だ…」と言われるかもしれませんが、成し遂げている業界を思い出しました。

一見(いちげん)さんお断りの京都のお店。

一見さんとは、初めてのお客様。
それを断るということは、つまり、リピーターのみの商売をしているのです

100%顔見知り営業。

しかも、その業界は現金でなはなく、掛け売りです。
100%顔見知り&掛け売り営業。

同じことが、どうして他の商売ではできないのでしょう。

もしかしたら、できるのかもしれない。
ただ、やっていないだけなのかもしれない

これまでならできなかったかもしれない。
でも、今ならできるかもしれない。

相思相愛を目指す。
理想論のようですが、実はツールは揃ってきています。

一方的に赤の他人に売りつけてないだろうか?

販売促進とか、マーケティングとか、都合のいい言葉を使っては、リピーターをないがしろにして、相思相愛から目を背けて、一見さんにばかりはしってないだろうか。

そんなことを改めて気づかされ、相思相愛への決意を新たにした弘前セミナーでした。

次は、どこに行こうかな…。笑

 

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